寒いですねぇ
1月末ともなれば寒いのは当たり前なのですが、どうしても声に出てしまいます。
こうも寒いとどうしても動きが鈍くなります。私は変温動物ではなく、おそらく哺乳類ですので恒温動物です。ただ単に寒くて腰があがらないだけだと思うのですが、やる気が無い時の子供と公園へのお出かけなどは変温動物並みに動きが鈍くなります。
子供からは
早く~!
と怒られますが、やる気が無い時は、北風が吹いている中、走り回るほどの元気はありません。
歩幅も狭くなり、つま先も上がらず、とにかくゆっくりです。
寒いけどラーメンを食べに行こう!と思い立って頑張ってラーメン屋まで来たけど、定休日でやってなかった、その帰宅途中の足取りに似ています。
やはり暑いほうが良いのかな・・・と心変わりしそうなパソコンホームドクターです。
先日、ご訪問した調布市のお客様。
調布市へ来るのは久しぶりです。
パソコンからエラーが出て直せないか?といったご依頼でした。
ご訪問させていただき、お客様宅のパソコンのあるお部屋に失礼させていただきました。
『あ、暖房入れておけば良かったですね、すいませんね』
お客様がそうおっしゃってエアコンのスイッチを入れてくださいました。
おお、ありがたい。
『え~と、パソコンを起動すると・・・こういったエラーが出て消えないんです。故障ですか?』
「あ~これですね。分かりました、見させてください。少しお時間を下さい」
『では私は下の居間にいますので何かの際は声をかけてください』
「はい、よろしくお願いいたします。」
お客様はそうおっしゃって1階へ。
お部屋には私一人でパソコンを見させて頂きました。
15分くらいたった頃でしょうか。
気が付いたことがあります。
このエアコン、ぜんぜん暖かい風が出てこない。
寒いのです。
昼間とは言え、まだ午前中。それもこのお部屋は北部屋なのか陽が入ってきません。
さ、寒い。
とりあえず手持ちのティッシュで鼻を拭いますが、それは一時的。
お客様が置いていったエアコンのリモコンをチラ見すると、設定温度は21℃の暖房となっています。
・・・・・パソコンじゃなくてこっちのほうが故障しているのでは?
エアコンはただの扇風機と化しています。
どうしようか、止めちゃおうかな、とも思いましたが人様の物ですので勝手に触るわけにはいきません
早くパソコンのエラー原因を見つけ、お客様をお呼びするしかないのです。
この時の私の集中力はすさまじいものがあったかのように思えます。
30分ほどで原因がわかり、修復作業を試みました。
何とか修復できたようです。もうエラーも出ないし、正常動作確認できました。
やっと1階にいらっしゃるお客様をお呼びできます。
お客様が部屋に入って一言
『あれ?なんでこんなに寒いの?エアコンつけ忘れたかな?』
「・・・点いているようなのですが・・・」
『ついてるね、暖房にもなってる。・・・あれ?こっちも壊れたの?』
そのあとあちこちピッピッ、ピッピッやりましたが温風は出てきてくれません。
『ありゃーエアコンも壊れたのか』
『こんな寒い部屋ですいません、声をかけてくれればよかったのに、他にストーブもありますから』
「いえ、大丈夫ですよ」
『本当にすいませんね。この部屋はあまり使わないから、先週まではちゃんと動いていたんだけど』
『風邪とか、大丈夫ですか?』
「大丈夫ですよ。寒いのは強い方ですから」
『ちょっと待っていてくださいね』
そうおっしゃって熱いお茶を出してくれました。コップ2杯分。本当においしかったです。ありがとうございました。
パソコンよりエアコンの方が重症の様で、パソコンはそれほど大したことではなく直ってしまいました。
正直なところ、今の時期に風邪をひくとコロナと間違われそうなので、風邪をひいたら困るな~と思っていましたが何事もなく過ごしています。
まだまだ体は丈夫なようです。