パソコンホームドクターです。
先月末、Windows11のリリース日が10月5日に決定しましたね。
MicrosoftはWindows10が出たころ、OSは新しいものは出さない、10のままで行く、と言っていましたがやはり新しいOSを出してきました。
予想通りというより、そうなるだろうと思っていた人の方が大多数だとは思いますが、誰もが思っていた通りになりました。
そうはいっても、Windows10がリリースされたのは2015年の7月末ですので6年ぶりのOSです。
長かったXPですら5年と少しですので10は歴代で最も長寿命のOSです。
正直、もう6年もたつのかといった感じです。
さて、Windows 11へのアップデートは,10月5日から2022年半ばまで段階的に配信されるとの情報がありますが、これはまたWindows10の時と同じように、半強制的なアップデートになるのでしょうか。
Windows10がリリースされ、1年間は無償アップグレード期間となり、Microsoftはその間に多くのユーザーを10にアップグレードしたかったのでしょうけど、歴代最高のWindows7からわざわざWindows10に移るユーザーが少なかったからなのか、途中からほぼ強制に近い形でアップグレードを推奨してきました。
今回もこのような強制的なアップデートになるのか、懸念しています。
Windows10の時は、強制アップグレード後、元のOSに戻そうとしてもエラーが発生し、戻らないといった不具合もあり、一番ひどかったのはWindows10にもならず、元のOSにも戻らないといった不具合でした。起動するとブルースクリーンのループとなり、起動しない。不具合というよりまるでウイルスです。
その都度、お客様に説明し、修正を行わなければならないのですがお客様がお気の毒です。
私も大変説明しにくい。もちろん私が悪いわけではないのですが、お客様も悪いわけではない。でも壊れているのはお客様のパソコンで、被害者はお客様です。
そのような状況で作業をして、費用を頂かなければならないのが申し訳ないのです。
今回もこのような強制的なアップグレードは避けてもらいたいものです。
ハード的には、CPUはIntelなら第7世代Core以降、AMDではZen1アーキテクチャのRyzen以降との条件があるようですが、あとはメモリは4GB以上、ストレージは64GB以上とWindows10と大差がありません。
各方面のレビューを見る限り、Windows10が動けば大体Windows11も動くようです。
問題はシステムの互換性がどうなるかですね。
WIndowsUpdate内で行われる作業ですから、大きく互換性が損なわれるといったことは無いと思いますが、こればかりは少し使い始めてみないと分かりません。
楽しみですが、私のパソコンはIntel第7世代どころか第4世代。
おそらくWindows11対象外でしょう。
今までストレージを中心とした延命、延命でここまで来ましたが、いい加減に新しいパソコンを作らないとならないかなと思います。