パソコンホームドクター アリンのブログ

東京都小平市を中心にパソコンの修理、設定、データ復旧を行っているパソコンホームドクターアリンと申します。パソコンの修理やHDDのデータ復旧、取り出しなど気が付いたことを書いていきたいと思います。
主にパソコン修理やネットワーク設定、プリンターなどの周辺機器設定をさせて頂いております。低価格で壊れたパソコンや外付けHDDからデータを復旧させる格安データ復旧サービスも行っております。
小平本店、国立支店、世田谷支店、練馬支店の4店がございます。

2021年07月

東京オリンピックが始まりましたね。
コロナに続き、関係者からも問題のある人が出て、あまり歓迎されるオリンピックにはなっていないと思いますが、それでも開催されましたね。
無理だ、辞めとけと言われながらも、どうしてもオリンピックを開催したかったんだなぁと思いますが、ここまで開催国民に支持されないオリンピックは後にも先にももうないでしょう。
あまり政治的な発言はしたくないのでこのくらいにしておきましょうか。

様々な問題はありましたが、せっかく開催されたのだから楽しみましょう。
メダル争いはやはり自国開催ですので期待が高まりますね。
知り合いが出ているわけではありませんが、どうしてもテレビを見てしまうのは何だかんだ言いながらも5年ぶりのオリンピックを楽しみにしている自分がいたんだと思います。
日本勢の選手の皆様にはぜひとも最多金メダルをお願いしたいところです。

パソコン関係のネタは何もないのですが、何もないわけにもいかないので一つだけ。
今月上旬なのですが、ご訪問した小平市のお客様。

お電話がなりました。
『パソコンが起動しないから見てほしいんだけど』
「全く動かないんですか?電源は入りますか?」
『ん~よく分からないからとにかく来てよ』
「分かりました」
その日の午後にご訪問。

「パソコンホームドクターでーす!」
『はーい、まぁどうぞ、上がってください』
「パソコンはどちらですか?これですか?」
『パソコンはそれなんだけど、しっかり電源ボタンを押したら点いちゃったよ』
『ボタンの押し方が悪かったみたい』
「あ、そうなんですか」
『暑い中悪かったね。まぁお茶でもどうぞ』
冷たいお茶が出てきました。
せっかくなので飲ませて頂き、暑いですねぇ、といったお話だけして、出張料を頂いて帰りました。

こういうご訪問、大歓迎です。
いつでも募集しております。

先週「Windows365」なるものが発表されましたね。
いまいち盛り上がりに欠けるもので、ネット上やニュースなどでもあまり取り上げておらず、なんだそれ?と思う方もいらっしゃるかと思います。

「Windows365」は今までのWindows10や今年秋に予定されているWindows11等とは違い、クラウド上でOSを動かすサービスになっているそうです。
今まではOSはHDDやSSDの中にインストールされていました。「Windows365」はそれがネットワークの向こう側であるクライド上でパソコンが動いて、OSもそちら側にあるそうです。
クライド上のOSを動かし、その情報が画面上に送られてきて、手元にあるマウスやキーボードで操作をする。そんな状態です。
簡単に言ってしまえば、遠隔操作を行っているみたいなものです。
これが流行るか流行らないかは分かりませんが、やっと未来的になってきたなぁと思います。
個人レベルでは要らないでしょう。常にタブレットなどを持ち歩くビジネスマンなど、様々なデータを即座に読み書きしたい方や会社は重宝しそうなサービスですね。
ちなみに正式サービス開始は8月2日のようです。

やっと未来的になってきたと書きましたが、この先はどうなってくるのでしょうか。
まだ先の事ですが、理想としては私はいずれこのサービスが個人まで享受することになるかと思います。
最終的にはマイナンバーを使い、国がサーバーを管理し、そこにマイナンバーと全ての個人情報を管理するようになるのではないかと思います。
住民票から戸籍などはもちろん、生まれた時の髪や目の色、特徴や指紋まで登録されるでしょう。
生まれた時点でそのクラウドデータは個人で管理することができ、必要な行政サービスはすべてそのクラウド上で行われる、例えば住民票の提出が必要ならば、そのクラウド上から自分の住民票を引き出し、それを指定の市役所の窓口に提出する、もちろん提出先もクラウド上です。
人は外に出歩くこともなく、数分で住民票がとれ、提出ができる。
運転免許をはじめとした取得した資格や賞罰などもすべて記載されます。
銀行と連携し、ネット決済も行え、送金などもできるようになる。
スマホなどで撮った写真もすべてそのクライド上に即座に送られ保存される、もちろん自分で取り出したり削除は自由にできます。
そういったサービスになるのではないかと思います。

もちろん現状ではセキュリティや個人情報の問題があるのでそんなことは全くできませんが、このようなことができるようになれば経費、人員、時間、全てにおいて節約ができメリットも多いと思います。
スマホやパソコンなどの画面だけは手元にないとなりませんが
それも折ったり、丸めたりできるようになり持ち運びも手軽にできるようになるでしょう。
そんな時代が訪れればいいな、と思いますが、一方で個人情報を勝手に登録されるのも抵抗があります。
徐々にそういった方向へ移行していけば慣れてくるのではないかな?と思います。

ちなみに、今、政治家がそういった事を推し進めようとしたら私は反対します。
いきなり国に管理されるのも嫌ですし、なにより今の段階では絶対漏洩しないセキュリティはあり得ないため個人情報を取られるのも嫌だからです。
人に見られて困るような情報もないのですが、何となく気分が嫌ですねぇ。




パソコンホームドクターです。
NEC LAVIE Desk All-in-one PC-DA770EAWのHDD交換方法について記事にします。

まずはじめに、パソコンの分解は全て自己責任で行ってください。
同じように作業したけど壊れた、直らないという場合もあります。あくまで参考程度にして下さい。
この通りに作業すれば直るといったものではございません。

まずは裏面のネジを外します。見えてるネジをすべて外します。
大きいので裏にするのも大変です。
DSCN1394

外した後、上部のカメラ収納部のネジも外します。
ただ、カメラだけは外さないで残しておいてください。
カメラも外そうとすると、配線も外さないとならないので面倒です。
DSCN1398

カメラ収納部が外れます。
DSCN1399

ネジを全て外すと、あとは隙間にヘラを入れます。ヘラを差し込んで持ち上げて、を繰り返してすべての辺のかみ合わせを外します。
ネジがすべて外れれば比較的簡単に裏蓋を外すことができます。
大きいので多少重いですが、ノートパソコンのように薄くないので多少力を入れても大丈夫です。
DSCN1397

裏蓋を外した状態です。
HDDは中央下部に見えますね。
DSCN1401

後は簡単です。
SATAケーブルを抜いて、HDDケースの上、右、左にとまっているネジを外せばHDDがケースごと外れます。写真だとネジが見えないのですが、3か所とまっているかと思います。
DSCN1403

HDDケースごと外れた状態です。
DSCN1404

パソコンが大きく重いので作業するのは大変ですが、場所があり、裏にさえしてしまえばそれほど大変な作業ではありません。
ただ、また戻すのも重くて大変なのですが・・・。

最後に、しつこいようですが分解交換は自己責任でお願いします。
万が一のトラブルがあっても責任は負いかねますのでご了承ください。

梅雨ですね。
先週から大変梅雨らしい空模様です。
雨が降らないと困るのは分かりますが、そろそろ1日スカッと晴れた青い空が見たいですね。
晴れれば暑いのはこの時期ならば不可欠ですが、こう暗い空ばかり見ていると嫌になってしまいます。
早く晴れてほしいとは思いますが、晴れたら晴れたで暑い、と文句を言うのでしょう。
自分の事ながらワガママなものです。申し訳ありません。
やはり4月か10月か、そのあたりが良いですね。
早く秋になってほしいパソコンホームドクターです。
これから夏本番なのに秋とは、気が早すぎですかね。

先日、府中市のお客様のお宅であったちょっと珍しい事。
ご訪問のご用件は
『パソコンの動作がおかしい、途中で止まる、青い画面が出る、グルグル読み込んでばかりで進まない』
といったものでした。
動作が不安定といった内容の修理は原因が多岐にわたり特定するのが大変なことが多いのです。
ご訪問して、パソコンを見させて頂きます。
・・・・・・確かにおかしい、おっしゃる通り不安定です。
『1週間くらいこんな状態なんだよ』
「こうなる前になにか大きな変更や、気になる点はなかったですか?」
『いやぁ・・あまり使わないんだけどね、なかったなぁ』

パソコンは比較的新しい一体型のパソコンです。
i7の7000番台に256GBのSSD。メモリは4GB。
良いパソコンなのに、メモリがやや容量不足でバランスが悪いなぁとは思いましたが、CPU特化型として販売されたパソコンなのかな?

まず、疑うのはウイルスでも入ったか、それかWindowsupdateでなにか失敗したのかな?といったところでしょうか。
・・・・・・いろいろ調べてみますが、システム的におかしい所はありません。

ならば物理的な故障、エラーか。
調べてみますとメモリから大量のエラーが。
なんでこんなに?それもあまり見たことのないエラーも。

「メモリがちょっとおかしいみたいですね。」
『メモリ?メモリがダメなの?このパソコンは16GBあるはずだけど、足りないの?』
「メモリは4GBしかないようですが・・・」
『え?そんなはずはないよ。16GBで買ってるはずだよちょっと待ってくれる?』
そう言って、買った時のパソコンの仕様書を探して持ってきてくれました。
そこにはメモリ16GB(8GB×2枚)と書いてあります。
そうなるとますます分かりません。
せめて4GBのメモリが4枚で16GBならば3枚が故障、不具合を起こし検出されず1枚のみ何とか検出されギリギリな状態で起動している場合もあり得ますが、これは8GBのメモリが2枚で16GB。
それはあり得ません。
昔ならばメモリが半分認識された、つまり今回の例でいうと8GBのメモリが4GBとして認識されたことはありますが、最近のパソコンでそんなことが起こり得る可能性は大変低い。
ですが、パソコン上でのメモリは4GBしか認識されていません。

とりあえず、お客様に画面上のメモリ表記を見てもらいます。
『本当だ、4GBと表示されてるねぇ、なんでだろう?』
「いつから4GBだったかご存じですか?」
『いやぁ、普段はそんなところ調べないもの、分からないよ』
ごもっともです。

ただ、4GBでもメモリからエラーが出ている以上、とりあえずメモリを交換する必要があります。
パソコンの裏蓋を開けます。
・・・・あれ?・・・これ誰かが開けたのかな?
誰かが裏蓋を開けたような形跡が。
「これ、どなたかパソコンの裏蓋を開けましたか?」
『いや、そこまで知識は無いから開けてないよ』
とりあえずメモリの蓋を開けメモリを見てみます。

そこには一般的なパソコンではまず使われないはずのメーカーの刻印が付いたメモリが1枚挿してありました。
容量は4GB。
「・・・・これは、誰かがメモリを交換していますね。」
『え?誰が?』
「一度修理とか出していませんか?」
『出していないよ、こんな大きな不具合は初めてだし』
「・・・メモリは4GBのメモリしかないんですよ、そしてこのメモリメーカーは絶対、こういった市販型のパソコンには使われません」
そういって付いているメモリを見てもらいます。
『本当だ4GBだねえ、なんでだろう?』
「・・・とりあえず、メモリを交換すればよくなる可能性があるのでお預かりいたします」
そうお伝えして、パソコンをお預かりさせていただきました。

持ち帰らせていただき、このパソコンに合ったメモリーを探して交換いたしました。
結果、大変スムーズになりました。
メモリの動作テストをしてもテストが落ちることは無く、すべてパスしてくれました。
おそらくメモリの相性によるエラーでしょう。

後日、仕上がったパソコンをお届けに上がるとお客様が開口一番に
『いやぁ、あのパソコンのメモリは孫か勝手に交換したんだって』
『孫のはメモリが4GBしかなくて、私のは16GBもあったから、いいなぁと思って交換させてもらった、って言ってたよ、手間取らせちゃって申し訳ない。』
「そうだったんですか、ならば分かります」
『すいませんね、孫はしっかり叱っておいたよ、まったく。』
そう言って苦笑い。かわいいお孫さんがやった事なのでそこまで怒れないのでしょう。

パソコン部品は何でも交換すればいいってものじゃないですからね。特にメモリは相性がうるさいので、訳の分からないメモリを挿すとやはりエラーができることは良くあります。

メモリを交換したり、増設をして不具合が出るようになったパターンはありますが、まさか他人が勝手に交換しているとは思わなかったです。
ちょっと珍しいパソコン修理となりました。

パソコンホームドクターです。
幼稚園に行くようになった下の子が、何かと病気になります。
大したことはないのですが、元気がないなーと思っていたら急に熱が出てぐったり。
幼稚園に行けば同じような子供、それも小さい子供なので衛生観念などほぼ無いようなものです。一応マスクをつけて幼稚園に行っていますが、帰ってくるときには鼻が出ている、顎まで出ている。
ひどいときはマスクが片目付近まで上がっており、眼帯のようになって帰ってくることもありました。
周りのお友達もすべてそんな感じなのでしょう。そんな環境で育っています。
そりゃ病気にもなりますよね。
特に男の子ですのでやはり体が弱いのか、何かと熱を出します。
帰ってきたときは元気だったのに、夜になると急に静かになり、疲れ切った顔をしている。熱を測ると38℃超えということがよくあります。

上の子は女の子だったからなのか、ノロウイルスになっても、ちょっと体調を崩す程度で、気が付かず幼稚園に行っていました。
翌々日には私に、その翌日には妻にノロがうつり、それでやっと分かったのですが、大人はひどい状態になりました。
ちょうど幼稚園でもノロウイルスが流行っており男の子は結構休んでいたそうですが、女の子は出席率が高くうちの子も休むことなく行っていたのは、女の子は強いなぁと思いました。

これからまだ何年かは幼稚園に通わないとなりません。
変なウイルスや病気を持ってこないよう祈るばかりです。

さて、このブログでは時々、パソコン修理の記事、ほぼHDD交換の記事が多いのですがパソコンを分解する記事を載せています。
参考になればと思い載せていますが、先日、私の掲載した記事の通りに作業をしたがパソコンが壊れた!といった連絡を頂きました。
全ての修理記事には必ず、自己責任でお願いしますと断り書きを載せていますし、この通りにやれば必ず直る、といった記事ではありません。
自分でやってみたい人が挑戦するには良いかと思いますし、私も20年以上前にこういった修理を載せているサイトや雑誌などを見ながら挑戦した人間の一人です。
わざわざ雑誌を買ったのにうまくできなかったこともありました。
当時は技術力も知識もなかったので私の方に原因があったのだと思いますが、それでもあきらめずに何度もチャレンジし、パソコンを直したり、時にはもっと壊してしまったり、そうやって詳しくなっていったものです。
今は私が多少は知識が付きました。技術力も経験も増えました。ならば当時の私のようなパソコンに興味がある若者がさらに興味を持ってもらえるよう、私の記事を見て参考にしてくれればと思い記事にしたものです。
100%直せるわけではありませんし、パソコン内部をいじるので、基板や配線に傷をつけたらそれで動かなくなることも十分あり得ます。
それを十分承知の上で、それでも自分でやってみたい!といった若者がいれば、ぜひ見てほしい。それだけの記事なのです。

今後、こういった記事は掲載を辞めるべきなのか悩んでおります。
直せなかった、壊れた、といった連絡が来た以上、あまり無責任な記事も書けません。
ただ、私が触るわけではないので私が責任を取るのもおかしい。
ならば記事にしなければ良いのかな、と思っています。
少し検討させてください。

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