パソコンホームドクターです。
先週、こんな記事を見つけました。
USB3.0はゆっくり挿すとUSB2.0として認識される。
先週くらいからネット上で少し話題になっていますね。
USB3.0が一般に出回って10年近くたちますが、知らない方の方が多いようでした。
ちなみに私は6年ほど前に知りました。
出回ったのが10年近く前。知ったのが6年ほど前。パソコンのプロのくせに結構知らなかったのかよ!と突っ込まれそうですが、その通りです。すいません。
話を戻しますと、
USB3.0はゆっくり挿すとUSB2.0になるとはどういうことなのか。
言葉より写真で見たほうが分かりやすいでしょう。
本当は金属のカバーを外してしまえば分かりやすいのですが、USB3.0(右)は今も現役で使っていますので壊すのはもったいなくて、覗く形の写真となりました。貧乏性ですいません。
実は両方とも途中までは構造が同じです。
奥まで挿すとやっとUSB3.0専用の接続端子が付いています。
USB3.0の接続部分は奥についています。
パソコンは奥まで挿してやっとUSB3.0ということが分かるのです。
ゆっくり差し込むと、最初はUSB2.0端子が付いていますのでパソコンはUSB2.0規格のUSBが差し込まれたな、と認識します。
素早く差し込むとUSB2.0端子を認識するのと同時にUSB3.0の端子も認識しますので、パソコンはUSB3.0規格のUSBが差し込まれたな、と認識してくれるのです。
USB3.0なのに時々、差し込み中の変なところで認識するのはUSB2.0で認識されている可能性が高いと言えます。
またUSB3.0なのに転送速度が遅いな~というときはUSB2.0で認識されている場合があるので、もう一度差し込み直すのも良いでしょう。
私がこれを知ったときは、双方とも互換性があるとは知っていましたが、なんてアナログ的な方法で互換性を保っているんだ・・・と思いました。
USB4.0ではどうなるのか、今のところtypeCしか発表されていないようなので、typeA形状が出たらまた見てみたいですね。