パソコンホームドクターです。
今日は少し変わった趣向でまとめたいと思います。
私のお客様は、一番多いお客様の年齢層の方々が
60代~70代です。
お子さんが大きくなり手がかからなくなりご自身もお仕事をリタイヤまたはセミリタイヤされ時間的に余裕ができた方、かつ、まだまだお体も健康な方。
こんな方が一番多くいらっしゃいます。
このくらいのご年齢になるとゆとりを持っていらっしゃるのか、多くの方が広いお心をお持ちになって私のちょっとした失言や粗相にも目をつぶって下さいます。
私も余計なことを言わなければいいんですが・・・口数が多いものでどうしても・・・すいません。
そんなわけで私も大変接しやすくお仕事がしやすいのです。
一方で、30代中盤~50代前半の方はあまりいらっしゃいません。
一般的には30代~40代の方が一番パソコンに詳しい世代らしく、その世代のお客様は現役バリバリで働いていらっしゃり、かつ、年齢的に管理職。お仕事も大変忙しい。
おそらくご自宅に帰ってパソコンなど触っている時間が無いのかもしれません。
たまの休みしかパソコンに触らなければそれほどパソコンは壊れません。
多少の不具合もご自身で直せるでしょう。
20代の方はいらっしゃいますが、お若いのでなかなかお金が無く費用が心配、電話しにくいといった理由でそれほど多くはありません。
費用が心配で電話しにくいという理由は大変よく分かります。お電話さえくだされば概算ですがお見積りを口頭で申し上げることはできるのですが、それもなかなか難しいのでしょうね。
前置きが長くなりました。
本題ですが、私のお客様の最高齢は94歳の方を筆頭に90代~80代後半の方が10名ほどいらっしゃいます。
90代にもなってまだパソコンの修理をしようと思うことは大変すばらしい事です。
90代ともなればパソコンの修理より、自分の体や頭を直す方が多いのに、まだパソコンを直す余裕があるという事はお元気な証拠です。
そういった方に共通していること。
それは現役の頃のお仕事が社会的に地位の高い方が多いという事です。
大学教授だった方、元お医者さん、研究者の方、官僚の方、名前を聞けば多くの方が知っている大会社の方
それなりの地位にいたからこそ、金銭的な余裕がありパソコン修理を頼むことができるのでは?
とも思うのですがそれだけではないようです。
お若いころからしっかり勉学に励み、先の事を見通して生活をしてきたからこそ、健康にも気を使い、ご高齢になっても元気にしていられるのではないかな?と思います。
あとは皆さん共通しているのはどなたも大変物腰が柔らかく丁寧な方ばかりです。
社会的に言えば私よりずっと上の方ばかりです。
中には『俺は偉いんだ!』と思っている方がいても良いと思うのですが・・・事実偉いわけですし。
ただ、そういった方がまったくいないのです。
私のお客様をみていると、私も将来はこんなおじいちゃんになりたいなぁと思う方ばかりです。
こんな物腰の柔らかい、丁寧で、それでいて色々話す、そんなお年寄りになりたいですね。
社会的地位はまったく劣りますが、私も多少は健康に気を使っているつもりです。
90になっても趣味でパソコンを直している、そんなおじいちゃんになれるでしょうか。
ゆとりをもって生活を送り、誰にでも丁寧でやさしい、そんな爺さんになれるでしょうか。
そのころにはパソコンは無くなっていそうですが・・・
お客様の事をあまり、おじいちゃんとかお年寄りと呼ぶのは失礼かもしれませんが
そうなりたい期待をこめて今回記事にいたしました。