パソコンホームドクター アリンのブログ

東京都小平市を中心にパソコンの修理、設定、データ復旧を行っているパソコンホームドクターアリンと申します。パソコンの修理やHDDのデータ復旧、取り出しなど気が付いたことを書いていきたいと思います。
主にパソコン修理やネットワーク設定、プリンターなどの周辺機器設定をさせて頂いております。低価格で壊れたパソコンや外付けHDDからデータを復旧させる格安データ復旧サービスも行っております。
小平本店、国立支店、世田谷支店、練馬支店の4店がございます。

2021年03月

パソコンホームドクターです。
先日、久しぶりに千葉県にご訪問いたしました。
基本的には出張エリア外なので訪問はしないのですが、元々あきる野市に住んでいらっしゃった方からのご依頼です。
ちゃんと高速代とガソリン代も別途お支払いします、との事でご訪問です。律儀な方です。

パソコンは私が作成させて頂いたもので、ディスプレイが4枚も接続されています。
株でもやっているのかな?と思っていましたが、どうやらそんなことは無くネット表示やメール、ゲーム画面などをいろいろ表示させていらっしゃるようです。
4枚も画面があるとちょっと爽快ですが、これから修理をしないとならないのでそうも言っていられません。

見させて頂くとoutlookの認証が外れており、なぜか画面の一部が白くなっておりちゃんと表示されていません。
とりあえず、認証が外れているので再度認証を通さないとなりません。
offceは昔から何かしらの不具合で、多くはofficeやWindowsのアップデートによることが多いですが認証が外れてしまう事が多々あります。
一度、ライセンス認証が外れると再認証を行うのが定石です。
システムの復元などでは基本的に元に戻りません。
シリアルキーなどを控えていらっしゃる方、またはMicrosoftアカウントと紐づけしていらっしゃれば楽なのですがない場合は再度購入するしかありません。

とりあえず認証を取りました。
さて、直ったかな?と思い起動してもなぜかoutlookは白いまま。
ライセンスの認証表示は出なくなりましたがoutlookの一部は白いままです。
outlookをセーフモードで起動してみましょう。
・・・これだと起動しますね。
ならばと思い別コマンドで一度リセットをかけます。
リセット後、起動するとちゃんと表示されるようになりました。
おお~よかったと思い、そのoutlookをメインディスプレイからサブディスプレイに移動させます。
するとまた表示が変わりました。一部が白いままです。
「なんだこれ!?」
メインディスプレイだと正常表示されるようになりましたが、サブディスプレイだとダメです。
となると解像度の違いかな?
調べてみるとメインディスプレイはHDMI接続
サブディスプレイはRGBです。
どうやらHDMIの高解像度の画面からサブディスプレイの低解像度の画面に映すと正しく表示されなくなります。
同じ解像度ならば問題ないのでしょうけど、片方はRGBです。どうしてもHDMIと同じ解像度まで上げることができません。
それならばoutlookをメインディスプレイで表示させるか、グラボを増設してHDMI接続とするかのどちらかしか方法がありません。

結局、モニターが4枚あるのでHDMI接続のディスプレイの配置を変えて対応して下さるとのことで作業を終わらせていただきました。

お客様は
『てっきりパソコンを持ち帰るのかと思っていたよー。金が無いからちょっとおろしてきますね』
とおっしゃり久しぶりのお客様宅でのお留守番。
お留守番だからと言って何もすることが無いのですが・・・
ご自宅の目の前がコンビニという好立地のためか、すぐにご帰宅。
ついでに甘いお菓子とコーヒーまで頂きました。ありがとうございました。

officeの不具合はいつになっても出ていますね。
昔は認証が緩くて適当に設定しても長らく使えたものですが、今は昔より厳しく、しっかりとなりました。おかげでこういった不具合も多くなってきたように思えます。

仕事で家を出るとき、子供たちがなぜか私が靴を履くときに使う靴べらの取り合いをします。
ただ単に私が靴を履くときに靴べらを使って靴を履いていたのを見てやりたくなっただけだと思います。
それが1回、2回ではなく、もう1年くらい毎回のように靴べら係をやってくれます。
ただ、下の子がやると靴べらの裏表が逆なことやそもそも靴べらが靴に入っていない時もあり自分でやった方が早いのです。
子供の気持ちを無下にできないので付き合ってはいますが急いでいるときは早くして~と思います。
そんなことはお構いなしに
靴べらやるー、上手だよー
といいながら靴べら係をしてくれます。
子供なので扱い方が雑で、靴べらは傷だらけなのが気になるのですが、こればかりは仕方ありません。
靴べらの買い替えを考えているパソコンホームドクターです。

いきなりですが最近のノートパソコンに一言いいたいことがあります。
USBの差込口が少ない!

少し前のノートパソコンならば4口くらい付いていました。
5口や6口といったものもありました。
それはまだノートパソコンが左右だけではなく後部にも差込口があった時代、具体的にはXPより以前のノートパソコンです。
今のノートパソコンは当時の物より薄くなり、後部に差込口がある物はなくなりましたが、それでも4口はありました。
それが最近は3口か少ないと2口。
モバイルならばわかりますが一般的な15インチサイズのノートパソコンでも2口という簡素化。
その代わりUSBタイプCが付いているものが多くなったのは良いのですが、まだまだ主流は一般的なUSBタイプAです。
マウスもBluetoothが増えてUSBを塞がなくなったとはいえ、まだ有線のマウスを使っている方もいます。私はも無線はあまり好きではないので、デスクもノートも有線です。
それですと尚更2口は少ない。

ガスコンロも2口は少ないでしょう。
料理をする方ならば3口はほしい。
コンセントのタップも2口タップなんかまず見かけません。
3口か4口が主流でしょう。
おいしいケーキや饅頭も2口より3口、4口と食べたいでしょう。

コストの問題もあるのでしょうけど各メーカーさん、最低でも3口は用意してください。
お願いします。

えー今回の記事はそれだけです。
別に2口だったからお客様のお宅でトラブルになったとかそんなことはありません。
『2口しかないの?少ないね』
と言われることはたまにありますが、みなさん文句も言わず使っていらっしゃいます。
私だけのワガママかもしれません。
たぶん、みなさんも少ないなぁと思っている・・・と思います。おそらく。

パソコンホームドクターです。

先日ご訪問した調布市のお客様。
80代の男性の方ですが、80代とは思えないほどお元気です。
ハキハキと話し、歩き方もキーボードの打ち方も元気いっぱいです。
ただ、元気すぎるのか、元からなのかわかりませんがパソコンの扱い方が雑なのです。

ご訪問のきっかけはお客様からのお電話でした。
『パソコンの動作が遅くて、みてくれないかな?』
こんな感じのお電話でした。

調布市にご訪問するのは久しぶりです。
府中市や三鷹市は時々あるのですが。
ご自宅に到着し早速パソコンを見させていただきます。

『このパソコンなんだけど、遅くてね』
電源を入れてもなかなかデスクトップの画面が出てきません。
確かに時間がかかります。
『遅いよ、まったく、早くしろよ』
そういいながらお客様は少しイライラしたご様子。
しかし5分ほどたってもまだサインインの画面でマウスカーソルがグルグルしたままです。
起動するのかな?と思うほど遅いです。
『早くしてくれよ!おせぇなぁ』
『早く早く!』
と苛立っているようです。
「いつもこれほど遅いんですか?」
『そうなんだよ、遅いだろ?まったくなんでこんなに遅いんだよ!』

確かにかなり遅いのですが、このくらい遅いパソコンはたまに見かけます。
ただしそのどれもが大体古いパソコンです。
ここパソコンはまだ2年ほど前のものでしょうか。それも結構良いモデルです。
なんでこんなに遅いんだ?と思っていると

バン!バン!バン!!
お客様がパソコンを叩き始めました。
『おせぇなぁ!おい!しっかりしろよ!』
バン!バン!バン!!

何してんの!
と言いたくなりましたが
「あ、あの、それは・・・」
まさかの光景に驚いてしまいこのくらいしか声がでません。

『お、やっと言う事をきいたか』
『こいつは叩かないとダメなんだよ』
まるで昭和時代のシンプルな家電製品を扱っているかのようなセリフです。
それでも何とか立ち上がってきました。
『でも遅いでしょう、毎回これで嫌になっちゃいますよ。なんでこんなに遅いの?』
パソコンは叩いてはダメですよ!叩けばパソコンは遅くもなるし、故障しますよ
とはっきり言いたいのですが、そこはやんわりと、でも変わるように伝えます。

『叩いたらダメなの?でも叩かないと分からないんだよ』
ペットじゃないんだから・・・
このご時世、ペットですら叩いたらダメなのに、家電製品、それもパソコンを叩いて起動させる方がいるとは思いませんでした。

ここで、いつも持ち歩いているHDDを取り出し、その中身をお見せします。
「ここにデータを保存するプラッタと呼ばれるディスクがあり、これをヘッドと呼ばれるこの針みたいなものでデータを読み取っていまして・・・簡単に言っていまうとレコードのような構造で・・・」
なんで叩いたらダメなのか、というのを説明します。
『はぁ・・そうなの?』
・・・私のつたない説明で伝わったでしょうか?
少々不安ですが、叩いたらダメということだけしっかりお伝えしました。

このパソコンはHDDがもうだめでしょう。
SSDに交換すれば、元が良いパソコンなだけにかなり快適になるとは思いますが、お客様はもうこのパソコンはいいや、新しいのを買うよ、とおっしゃって新しいパソコンを弊社で買って頂く運びとなりました。

弊社ではパソコンの販売もやっていますが、新しいパソコンになってもまた叩いてしまうようならばすぐ壊れてしまうでしょう。
そうならないようしっかりお伝えしないとなりませんね。

まだ寒い日が時々続きますが、陽だまりではかなり暖かく晴れの日は屋外で過ごすのが気持ちの良い時期になりつつあります。
花粉さえなければ春もいい季節なのですが、花粉がねぇ。
どうにかなならいものですかね。
今年はコロナの関係でいつも以上に花粉と奮闘しているパソコンホームドクターです。

さてさて、3月ですね。
卒業シーズンです。
卒業となると4月には入学、入社が控えています。
そうなると多くなるのが引っ越し。
今年も例にもれず、引っ越し後のネットの設定や引っ越し後、パソコンが起動しないといったトラブルが増えつつあります。
ネットの設定はプロバイダに加入さえしていれば簡単なのですが
『プロバイダ?聞いたことあるけど契約しないとダメなの?』
「プロバイダはNTT回線があるんですが・・・』
『プロバイダは何をするものなの?』
という回答を頂いております。
インターネットをするには基本的にプロバイダと契約しないとなりません。

また、契約をしても契約書類をなくしてしまう方が多いのです。
引っ越しのドタバタでどこにやったか分からないという方。
書類が無いと接続のIDやパスワードなどが分からないので設定できません。
引っ越し後のネット設定で一番多いトラブルです。

上記2点さえクリアしていれば後は簡単に設定できます。

困るのは引っ越し後、パソコンが起動しない、動作がおかしいといったトラブル。
引っ越し中にぶつけた、落とした、荒く扱ったなどの衝撃で壊れることが多く、HDDが故障してしまうと復旧費用が大変高くなります。
HDD内に大事なデータが無ければ、HDD交換、リカバリーで済むのですが、大事なデータがあると復旧に大変時間と費用が掛かります。
今まで出会った引っ越し時のトラブルは
落とした
踏んだ
バケツをひっくり返して浸水した
何もしていないけど壊れた
といったものです。

お引っ越しの際はお気を付けください。

我が家には小さい庭があります。
冬の間、そこに小さい花壇を作ろうとレンガとモルタルで施工を始めたのが昨年の12月。
ちっとも作業はかどらず今になっても終わりません。
冬の間に花壇を作り、2月末~3月頃には何かを植えたいなと思っていたのですがもう3月です。
忙しかったからできなかった、と言いたいところですが、木枯らしが吹く中の作業は寒く、どうしても腰が重くなります。
忙しいと言いながらも、寒さのせいでサボってしまったのは反省点です。暖かい日にやりたいな、思っても12月末~2月上旬はだいたい寒い日ばかりです。
ここにきて急ピッチで作業を進めています。
ただ、自分の仕事もあるので、仕事に影響のない日時となると、なかなか時間がとれずどうしても作業が雑に。
もう少しかっこいい花壇にしたかったなぁと思いながら作業をしています。
時間がなかったからイマイチなのか、ただ単に技術がないから下手なのか。
たぶんどちらもだと思いますが、それでも終わらないと植木が埋められない。
本業のパソコン修理では技術も時間も十分とれるよう丁寧な作業を心がけているパソコンホームドクターです。

この頃、時々ですが弊社でも中古のパソコンが売れます。
先月も小平市と立川市のお客様にそれぞれ1台販売いたしました。
中古パソコンをメインに販売しているわけではありませんが、お客様から中古のパソコンは扱っているの?と言われることが多くなりました。
今まではお客様から不要となったパソコンは直せるものは直し、データが入っているHDDを交換してからネット販売していましたが、最近はそういった需要に備えてある程度のストックは持っています。

今回、記事にしたいのは当たり前なのですが中古パソコンは中古です。
中古という事は誰かが使ったパソコンという事です。
新品のようにきれいではありませんし、傷や汚れがあるのが当たり前です。
取れる汚れはとりますが、とれない汚れもあります。傷は直せません。直すのであれば外装を変えるしかありません。外装を変えればその分高くなります。
それでは中古品の最大のメリットである安さが薄れてしまいます。
よほど良いパソコンでない限り外装の交換はいたしません。

また、パソコン内部も中古です。
前の使用者が使った年数分、寿命が短くなっています。
弊社で販売しているパソコンはほぼすべてストレージを新品に変更していますので、ストレージによる故障は新品のパソコンと同程度と考えられますが、他の部品は古いままです。
それを十分ご理解の上、ご購入いただきたいのですが、中古を買われている方はあまりその辺を意識していないというか、これでまた5、6年は大丈夫かな、と思われている方が多くて困っております。

比較的新しいパソコンの中古ならば5、6年は使えるかと思いますが、5年前に製造されたパソコンが5、6年は大丈夫とは思えません。

中古ですよ、と説明はするのですが、まぁ大丈夫でしょ、といった感じの方が多いので販売する側としては少し怖いのです。

パソコンの中古は当たり前ですが、誰かが使っていたものです。
新品のパソコンと同程度の美しさやきれいではありませんし、寿命も短いことを念頭にご購入いただきたいものです。
・・・やっぱり中古は壊れちゃうから怖いよ、と思っている方からすると当たり前の事なんですけどね。

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