パソコンホームドクター アリンのブログ

東京都小平市を中心にパソコンの修理、設定、データ復旧を行っているパソコンホームドクターアリンと申します。パソコンの修理やHDDのデータ復旧、取り出しなど気が付いたことを書いていきたいと思います。
主にパソコン修理やネットワーク設定、プリンターなどの周辺機器設定をさせて頂いております。低価格で壊れたパソコンや外付けHDDからデータを復旧させる格安データ復旧サービスも行っております。
小平本店、国立支店、世田谷支店、練馬支店の4店がございます。

2021年02月

パソコンホームドクターです。

最近、新しいパソコンを弊社で買って頂くことが多く大変ありがたいのですが
その際にたまに聞かれる事。
『ウイルス対策ソフトって必要?』
これです。

ウイルスに対して、その危険性は人によってさまざまな解釈があり
そんなもの無くても大丈夫、というか、最初から考えていない。ノーガード。
という方や
怖い怖い!しっかりガード!
と両極端なのです。

どちらが良いか、とは一概には言えませんが、通常で考えればウイルス対策ソフトは入れておくべきでしょう。
ウイルスと言っても多種多様なものがあり、PCを破壊するものやデータを消す、別のデータに置き換えるもの、最近増えている金銭の要求といった詐欺型や情報を流出させるものなど様々なタイプがあります。

並の使用でもインターネットやメールくらいはされるでしょう。
パソコン内に個人的なデータ、写真や音楽、家計簿、確定申告の書類などが入っている方は多いです。
いわゆる一般的な使い方をされている方です。
こういった方はウイルス対策ソフトは入れておくべきだと思います。
情報が流出し、自分やご家族の写真や確定申告の書類などがどこかにバラまかれたら大変不愉快ですし、メーラーに登録されているメールアドレスにウイルス付きメールをばらまくタイプのウイルスもあります。
もちろん開いたら感染します。
お友達やお仕事関係の方は、まさかウイルスメールだとは思わず開いてしまうでしょう。

自分だけではなく多くの方に迷惑が掛かります。
他の方とつながっている使い方をされている方はウイルス対策ソフトは入れておくべきです。
多くの方がほぼこれに当てはまりますが、中には少し例外的な使い方をされている方もいます。

インターネットにつないでないパソコン、あくまでwordなどの作業用。
病院の電子カルテ用PCや一部のローカルネットワークにしか接続を許されていないパソコンなどです。
病院などは法人の方のみだとは思いますが、メールもしない、インターネットもしないのであればまず安全です。あとは外部デバイス、USBメモリなどでデータを取りれるときに注意を払えばよいと思います。
万が一感染してもインターネットにつながっていなければ情報の流出や他の方への迷惑は避けられます。自分のパソコンが壊れるだけです。
あとは、ギリギリセーフなのがインターネットのみ接続しているパソコンでしょうか。
メールを使っていなければ他人への迷惑は避けられます。それでも感染して、そのパソコンを踏み台にしているウイルスもあるので誰かには少なからず迷惑はかけるのですが、直接的な被害はないでしょう。
情報流出しても困らない程度のデータしか入れておかなければ万が一、情報を取られたとしても困りません。
これ以上の使い方をされている方はウイルス対策ソフトは入れておくべきだと思います。

私の実感ですと2割~3割くらいの方は何も入れておらずノーガード。
残りの半分くらいの方が入れているけど、期限切れになって放置、という方が多く、ちゃんと更新をしている方は全体の3割~4割程度かなぁと思います。

他人に迷惑をかけないためにもウイルス対策ソフト、入れておきましょう。

お陰様で弊社が開業して昨年で10年を迎えたわけですが
初期の頃に買って頂いたパソコンがお買い換えの時期に来ているようです。
弊社開業当初はお客様もほぼおらず、私もお客様のお宅に行く時間よりずっとずっとチラシ配布や営業まわりをしていました。
初年度はほぼパソコンは売れず、時々あるパソコンの修理で何とか営業をしていたような状態です。
翌年に交通事故で数か月休業。
本格的に動き出したのは3年目からだと思います。

少しずつお客様が増えてきてくれて、何とかなりそうだった頃に販売させて頂いたパソコンが、今年で6年目から7年目を迎えます。

昨年より、私が販売させて頂いたパソコンの不具合、故障が多くなってきたように思えます。
電源が入らない、液晶に何も映らない、起動しないといった本格的なトラブルや、故障ではないけど動作が遅くてイライラするといったものまでさまざまあります。
まだノートPCにはSSDはほぼ搭載されておらず、HDDの読み込みが遅くなり、交換の時期が来ているようです。

先日、2013年にパソコンを販売させて頂いた西東京市のお客様から7年半ぶりくらいにご連絡があり、パソコンがもうだめだから買い替えの相談をしたとのご連絡があり、ご訪問させていただきました。
もう動作が遅くて起動だけでも時間がかかるから昨年末に西東京市にあるパソコン修理屋さんにもちこんでHDDを交換してもらったそうです。
新品のSSDに、いわゆるHDDのクローンをしたようですが、元々のHDDにあったエラーをそのままコピーしただけのようです。エラーの修正などは一切しておらず、早くはなったけど相変わらずエラーが多く出てしまい、結局使えないそうです。
クローンだけならば簡単ですからね・・・本当に古いパソコンのHDDの交換はクローン化だけでは足りないことが多いので、見逃したのかもしれませんね。
そんなことがあり、そういえばこれを買ったのは、パソコンホームドクターさんだったな、と思い出してくれてお電話を下さいました。

大きな故障があるわけではありませんが、やはり7年くらい使っていればパソコンは限界なんでしょうか。
いろいろお話をしたところ、結局もう買い替えるよ、ということになり新しいパソコンのご注文を頂いたところです。

私が初めてお客様にパソコンを販売したころ、いつかはこのパソコンの買い替えとかでお電話を頂けるのかなぁと思っていました。
今になり、それが現実になってきますと、我ながら結構長い事やってきたんだなと改めて思います。
また、7年たってもお電話を下さるお客様がいることに少し驚いておりますし、本当にありがたい事だなぁと感じております。

今年の花粉症はコロナと相まって尚更気をつけないとなりませんね。
うっかりクシャミでもしたら、人々の視線がかなり痛い事でしょう。
私はまだそこまで花粉症はひどくないのですが、重症の方はつらいでしょうね。
私も今年は特に気をつけねばなりません。
そうはいっても花粉は勝手に飛んでいるわけで、個人でできることは限界があります。
できるだけとは思いますが、クシャミが出たらすいません。
たぶん花粉のせいだと思うので許してください。

クシャミにここまでおびえる日があったでしょうか?
この先、もうないような気がします。
クシャミが怖いパソコンホームドクターです。

先日、久しぶりに新宿区のお客さまの元へご訪問いたしました。
法人のお客様で、不動産屋さんです。
本店は別のところにあって、新宿のお店は支店なのですが、そこの従業員の方と私が知り合いなので、何かあれば私のところにお声をかけてくださるのです。

今回はパソコンの故障。電源が入らない。
新宿店の従業員、数名の方でいろいろ頑張ってみたけど起動しないから見てほしいとのご依頼です。

見させて頂いた結論はマザーボードの故障です。
マザーボードはパソコンの部品の中でも一番高くなることが多く(メーカーのパソコンの場合は特に)
このパソコンもその例外ではありませんでした。
直すのは簡単、マザーボードを交換すれば直ります。だけどお金がかかります。だけど新品のパソコンを買うよりかはずっと安い。
さぁどうするか?

『社長の許可を取ってからになるけど、うちの社長はパソコンに疎いからなぁ』
とお客様がおっしゃる。
『パソコンが壊れて、費用が高くなるようならば新しいのを買えばいい、って考えしかないんだよね』
『ほしいのはデータなんだよ。それを分かってないからなぁ』

こちらの会社の社長さんはパソコンについてまったく関心や興味が無く、修理代が高くなるならば新しいのを買えばいい、という考え方なのです。
パソコンなどデータさえなければ一般家電と同じです。壊れたら新しいのを買えばいい。その通りなのですが、大事なのはパソコンよりもデータです。
この故障したパソコンも様々な物件情報が入っており、それが無くなると困るとの事。
しかし社長さんはそのデータについてまったく関心が無く、新しいのを買ってデータを再度入れなおせの一点張り。
『こんなたくさんのデータを再入力したら何か月かかるんだよ』
『時間の無駄だよなぁ、本当に分かってないと困るよな』
そうぼやいていました。

ちなみに費用としては3万円程度ならば直すけど、それ以上ならば買い替えろとのこと。
マザーボードの交換でしたら間違えなく3万円は超えます。

「それならば暫定的にでも復旧させておきましょうか?費用は部品交換をしないので安く済みますし。ただ、早めに買い替えてくださいね。たぶんすぐにダメになりますよ」
『そんなことできるの?それならそれが良いなぁ。とりあえずデータさえ出せるようになればそれでいい。壊れたら新しいパソコンを買うから。』

そういう訳でしばらくこの眠ってしまったパソコンを呼び越します。
それほど時間はかかりませんでしたが、何とか復旧できました。
『お!デスクトップ画面が出てきたね!直せるものなんだなぁ』
『さっそくデータをNASに移動しておかないと!』
そうおっしゃり、早々にデータコピーをしていました。
物件の図面や写真などで300GBはありそうです。
作り直すとなると数か月どころか1年、2年くらいはかかるんじゃないのかな?と思うほど膨大なデータです。

『いやぁ助かったよありがとう。うちの社長は頭が古くて困っちゃうよ』
『人のいう事なんか聞かないし・・・』
最後までそうおっしゃっていました。
これはストレスが溜まっていそうです。

ちなみに社長さんとこのお客様の年齢はほぼ同じです。私よりはずっと年上ですのでパソコンに不慣れな世代でもありますが、やはり現場の最前線で働かないといつまでも不慣れなままなんでしょうね。

2月になり少し暖かくはなったでしょうか。
三寒四温という言葉通りに暦が進めば少しは気温が高まってきていると思うのですがまだまだ実感ができません。
夏よりは冬が好きですが、それでも春、秋の快適な陽気にはかないません。
春をまだ実感できていないパソコンホームドクターです。

私はいつも新しいグラフィックスボードが出るととりあえず買ってみて
性能をいろいろ調べるのが癖になっています。
無駄な出費かもしれませんが、勉強だ!と自分に言い聞かせて納得させています。

昨年秋に新たにNvidiaから3000番台のグラボが発売されました。
トップグレードのRTX3090は高く考えてしまいましたがRTX3080を買ってみようかと思っていました。
時間がたてば少しは安くなることが多いので様子を見ることに。
・・・・・・一向に安くならずかえって品薄状態になりました。
仕方ないな、その一つ下のRTX3070にしようかと考えていると、コストパフォーマンスが良いRTX3060Tiというモデルが冬に発売との情報を聞きました。価格は55000円程度。
お~これは安いな。じゃあこれが出るまで我慢していようかなと思いもう少し待っていました。
発売され買おうかと思っていましたが、発売月の12月は何だかんだで忙しい。
グラボを買って遊んでいる時間もなく、パソコン修理をしておりました。

お正月になりやっと時間ができたので買おうかなと思い店舗のHPを開いてみると
・・・・・どこも売り切れ状態です。
なんで?一時は49000円程度まで下がったモデルもあったのに!
RTX3080ですら品切れ状態です。
RTX3070ならばまだ販売しているところもありましたが、価格も上がっています。
なんで時間がたっているのに高くなっているの?と思い、考えますと
おそらくマイニングの影響があるのかなぁと思いました。

マイニングという言葉、ご存じでしょうか。
マイニングとは簡単に言うと仮想通貨を「採掘」する方法で、仮想通貨、主にビットコインが多いのですが、それを「採掘」という作業をすると報酬として少しだけビットコインをもらえるらしいのです。
ただその「採掘」をするにはより良いグラボが必要になるそうです。特にビットコインの「採掘」は高性能のグラボがモノを言うそうです。
仮想通貨を「採掘」とは意味が分からないと思います。
仮想通貨自体が仮想のものです。石油や財宝のように地面に埋まっているものではありません。それを「採掘」とは?と思うと思います。
私も初めはそうでした。ただ、私のつたない知識で語ると間違えそうなので気になる方はお調べください。

その仮想通貨、特にビットコインが晩秋から年明けにかけてかなり価格が上がりました。
そうなると得られる報酬も高くなるそうで、マイニングを始める人が増えたのかな?と思います。

私はマイニングもしていませんし、仮想通貨も買っていません。
今思えば買っておけばよかったなぁと思いますが、そう思っている人は仮想通貨の売買には向かないと思います。

話を元に戻します。
グラボですが、品薄状態が続いている最中、何とかRTX3060Tiを手に入れました。
価格は65000円程度と高くなりましたが・・・
少し性能など、遊んでみて売ろうと思っています。
今回はまったくの私の趣味の話ですいません。
次回はもう少し関係のある話を記事にしたいと思います。

↑このページのトップヘ