パソコンホームドクター アリンのブログ

東京都小平市を中心にパソコンの修理、設定、データ復旧を行っているパソコンホームドクターアリンと申します。パソコンの修理やHDDのデータ復旧、取り出しなど気が付いたことを書いていきたいと思います。
主にパソコン修理やネットワーク設定、プリンターなどの周辺機器設定をさせて頂いております。低価格で壊れたパソコンや外付けHDDからデータを復旧させる格安データ復旧サービスも行っております。
小平本店、国立支店、世田谷支店、練馬支店の4店がございます。

2020年04月

新型コロナウイルスが猛威を振るっております。
昨日出された緊急事態宣言でも、その危機的状況がわかるかと思います。
弊社でもご訪問前には携帯用のアルコール消毒液を手に吹きかけご訪問するようにしております。
マスクはまだ在庫があるので大丈夫ですが、相変わらず店頭には並んでおりません。
政府が増産体制に入った、と言っていますがなぜ店頭では常に売り切れ状態なのでしょうか?
病院や医療関係の方に優先的に配布されているのでしょうか?それならば仕方ありません。もうしばらく待つしかないと思います。
それとも売っているけど、毎朝、店先には行列ができ、開店と同時に完売状態のでしょうか?
行列ができているのならば何かしらの規制をかけないとまずいのでは?と思います。
何分も何時間も並んでいるのでしょう。行列内で感染するリスクはあると思います。
また、平日の朝から並べる人は多くがお年寄りでしょう。
感染したら重症化するリスクは高いと思います。
早急に何かしらの対策をしないと感染予防のためにマスクを買い求めに行ったらそこで感染したといった本末転倒な状態になりかねません。
いつになったら私のような日々普通に働いている人も気軽にマスクを買えるようになるのでしょうか?
政府が配布するマスク2枚でしのぐしかないのでしょうか?
しかし、2枚って・・・
配布するお金があれば、設備投資をしてどこかの企業にマスクを作らせる資金にした方がいいのではないでしょうかね・・・

また、弊社もいよいよ新型コロナウイルスによる影響が出ていました。
弊社は観光や飲食関係とは違い、パソコンの修理や作成、保守・管理業務が一般ですので今まで新型コロナウイルスで大きな影響を受けることはなかったのですが、先月末から今月に入り、徐々にその影響が出始めています。
やはり新規のお客様からのお問合せ、修理のご依頼はかなり減りました。
お客様の立場からすると見ず知らずの人間が、修理とはいえ自宅に訪問するわけです。
どんな人かも分かりません。かなり不衛生な人かもしれません。
修理依頼の電話を躊躇うのはわかります。
私がお客様の立場でしたらかなり嫌でしょう。

今のところは今までご訪問させて頂いたお客様、リピーターさんを中心にご依頼をいただいている状態です。
しばらくは何とかなるとは思うのですが、いずれはリピーターさんも減ってくるでしょうし
新規のお客様からのご依頼がないと行き詰ってしまうかもしれません。
ただ、現状ではどうにもできない状態です。
ただ、新型コロナウイルスの終息、できれば終焉を待つばかりです。
せめて新型コロナウイルスに効果のある薬が開発されれば皆さんの気持ちも多少は緩くはなるのでしょうけど、それがいつになるかはいまだに分かりません。
インフルエンザのように予防注射ができれば良いのですが、こればかりはかなり先になるでしょうね。

お客様の中にも仕事がなくなり自宅待機状態という方もいらっしゃいました。
その方は建設業です。建築業界でも受注は減ってきているようで、ほぼ全ての業種でなにかしらの影響が出ているようです。
観光や旅客輸送、飲食関係の業者さんは大ダメージなので、それから比べればまだまだマシなのでしょうけど、明日は我が身のつもりで警戒をするつもりです。

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前回に続き、パソコンの品質について記事にしたいと思います。

前回、パソコンの寿命は5、6年くらい、ただ機械的にはまだ動く
高性能のパソコンならば手を入れればまだ使えます、といった記事を書かせてもらいました。

今回はパソコンの品質でも、時期によりパソコンの品質が違うという点を記事にしたいと思います。
これは私の主観ですが、ここ数年のパソコンより少し前のパソコン、2000年代後半から2010年くらいまでのパソコンが機械的に一番頑丈である気がします。
それは2020年製のパソコンと2007年ころのパソコンを比べてみると分かります。
見た目ではなく中身、特に基盤(マザーボード)です。
同じメーカーでも2007年くらいのパソコンの基盤(マザーボード)はコンデンサー等がたくさんついており、にぎやかです。
2020年のパソコンの基盤(マザーボード)はさみしいものです。必要なところ以外はできるだけ削除したといった感じになっておりスッキリした状態です。
もちろん、時代とともに不要なチップセットやコンデンサーは省かれたり、ほかのものに変わったり、性能が上がったりして要らないものは削除、変更しているとは思いますが、それにしても簡素です。
自作用の基盤(マザーボード)は今でも昔でも大きな差はなく、いろいろな部品が付いているので、2020年のパソコンの基盤(マザーボード)上のコンデンサーの多くが不要で削除した結果、簡素化したとは思えません。
コンデンサー少なすぎない?と思うほど簡素化されています。

さみしいことに日本の個人所得は2000年から2020年までほぼ横ばいですが、メイン生産国である中国の個人所得は3倍~4倍ほどになっています。
当然、人件費も上がるわけです。
どのメーカーももっと人件費の安い国で生産を行うなど対応はしていますが、世界の工場である中国にはまだまだ頼まざるを得ない。
本来なら日本の所得も上がってくれれば、パソコンの価格も上がられますが、ほぼ横ばいの状態では値上げもできません。でも生産コストは一番高い人件費が上がっている。
ならばパソコンの品質を落として、部品を少なくして少しでもコストダウンするしかないのでは?と思います。
残念ですが、これが現状なのではないかな、と思います。

実際、パソコンを修理していても2010年くらいのパソコンは結構頑丈です。
未だにXPやVistaを使っているお客様もいるくらいです。ネットワークにはつながっていないので良いのでしょうが、それにしても頑丈です。
それに比べて最近のパソコンは自作パソコン以外あまり長持ちしないいかな、といった体感があります。
使い方によるところも大きいのですが、もう壊れたの?と思うほど早く壊れるパソコンも多数出会います。
今後、日本の所得がずっと横ばいでしたらパソコンはどうなってしまうのか心配です。

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