パソコンホームドクター アリンのブログ

東京都小平市を中心にパソコンの修理、設定、データ復旧を行っているパソコンホームドクターアリンと申します。パソコンの修理やHDDのデータ復旧、取り出しなど気が付いたことを書いていきたいと思います。
主にパソコン修理やネットワーク設定、プリンターなどの周辺機器設定をさせて頂いております。低価格で壊れたパソコンや外付けHDDからデータを復旧させる格安データ復旧サービスも行っております。
小平本店、国立支店、世田谷支店、練馬支店の4店がございます。

2020年01月

パソコンホームドクターです。

先日、知人よりノートPCのCPUが手に入りました。
Core-i7-2670QMというかなり昔のCPUです。
知人が言うには部屋を整理していたら出てきた、ジャンク品で買ったものだと思うけど動作確認ができないからいらない。
と言われ譲ってもらいました。
譲ってもらったはいいが、動くかどうかわからないとどうにもなりません。
というわけで動作確認を致しましょう。

取り付けるパソコンはFMV LIFEBOOK AH33/L FMVA33LB2です。
このPCのCPUはCeleronB830なので、CPUのコード名 Sandy Bridgeです。
これは取り付けようとしているCPU、Core-i7-2670QMと同じですので、合う可能性が高い。
またこのパソコンは珍しく裏蓋を開けるだけでCPUの交換までできてしまうアクセスのよい作りになっています。これはCPU交換にはもってこいのPCです。

ノートPCの場合、基本的にCPUの交換はできないので、あくまで動作するかの確認のみです。
確認作業だけですので詳細は省きます。
ふたを開けてCPU部のネジを外していきます。
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見えるネジをどんどん外していきます。DSCN3012
ノートPCの場合、CPUファンとヒートシンクが一体型になっているものもあります。
これはネジでCPUファンとヒートシンクが取り外せるのですが、外さなくても良いのでこのままどこかにおいて置きます。
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CPUが見ていて来ました。
グリスはもうすでにカピカピになっていますね。
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マイナスドライバーでくるっと回してCPUを台座から外します。
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外した後
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それではB830と2670QMを比べてみましょう。
見てもほとんど変わりません。同じソケットに入るCPUなので当たり前ですが・・・
間違い探しのようです。
ちなみに左がB830 右が2670QMです。
中央のチップコンデンサの配置や数が違います。
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次に2670QMを載せます。
DSCN3020

グリスを塗ります。
特段いいグリスということはありません。
お試し用ですので普通のグリスです。
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CPUクーラーを取り付けて終了です。
DSCN3022

動くかな?
まぁBIOSとか更新しないとダメだろうな~と思いながら電源をポチッ
あっさりと起動しました。
CPUもWindows上で認識されており、動作しています。
DSCN3025

B830用のCPUクーラーですが、そこそこ冷えており通常に使うのならば何とか許せるレベルです。
B830のTDPが35W、2670QMのTDPが45Wとあまり差がないからでしょう。
ただ負荷をかけると90℃を超えますが・・・
DSCN3029

以外にもあっさり動いたのでこれで動作確認ができました。
CPUを取り外して終了です。

尚、メーカー製のパソコンはBIOSなどを更新すれば同開発コードのCPUならば動くことが多いですが、CeleronやPentiumといった低性能のCPUを積んでいるノートパソコンの場合、i7やi5といった高位のCPUに交換しても30分ほどで電源が落ちます。
メーカーさんがそうしているのでしょう。
部品が壊れるのを防ぐためとは思いますが、これがノートCPUを交換できない一番の理由です。
本PCもきっちり30分で電源が落ちました。
TDPとかが合っていればあとは自己責任で交換OKにしてくれればいいんですが。
そうもいかないんでしょうね。残念です。

パソコンホームドクターです。
多くの方がご存じだとは思いますが、Windows7の延長サポートサービスが1/14に終了しました。
優秀なOSだったWindows7もついに終焉となりまして、残念の一言しかありません。

その影響もあって12月から今日までPCの入れ買え需要が大変高まっています。
Windows7のパソコンだと起動すると「Windows7はサポート対象外です。サポートは1/14で終了しています。」との表示がでてちょっとびっくりしますね。

Windows7のサポート終了後どうなるかと言うとMicrosoftよりセキュリティ更新プログラムの提供が行われなくなります。セキュリティ更新プログラムが提供されなくなったPCを使い続けると未知のウィルスやマルウェアに感染する可能性が高まりセキュリティ上のリスクが発生します。
急にPCが使えなくなったり、壊れたりすることはありませんが、システム的に弱いところ、いわゆる脆弱性が見つかった場合、サポート外ですとセキュリティ更新プログラムが提供されませんので、そこを突いたウイルスに感染してしまう、ということです。

一時期にあった半強制的Windows10へのアップグレードプログラムによりXPの時ほど影響はありませんが、それでも名OSだったWindows7はまだまだ使っている方が多いOSです。
Windows10も初期はいまいち不具合や使えないソフトが多くて対応に苦慮しましたが、最近は十分こなれてきて良いOSへと変わりつつあります。
まだWindows7の方はできれば1、2か月以内程度には交換された方が良いと思います。

ちなみにWindows8.1の延長サポート終了日は2023年の1月10日です。

先日ご訪問した国分寺市のお客様。
パソコンが壊れデータを出してほしいというご依頼でした。
パソコンが壊れた原因はHDDの故障。それも物理故障。
カツッカツッという音がHDDからするので間違いないでしょう。
アクチュエーター本体かモータ類のどちらかもしくは両方かと思われます。
プラッタへの傷もあるかもしれません。
こうなるとデータを復旧する費用が高くなってしまいます。
10万円以上は確実です。
20万円をこえることも考えられます。
お客様にそのことを伝えると
『そんなに高いの?』
よく頂くお返事です。
『パソコン買った方が安いじゃない』
これもよく言われるお言葉です。

その通りです。20万ともなればパソコンの方が安いと思います。
ただ、データは一点ものです。
パソコンを買い替えたからと言ってデータが蘇るわけではありません。
HDDを修理しないとデータは戻りません。

何でこんなに高いのか?
これもよく聞かれることです。
パソコンが壊れた際、HDD以外の部品は壊れても新品に取り換えれば済みます。
ただ、HDDはそれができないのです。
HDD内部の部品が壊れた場合、データが保存してあるプラッタは当然取り換えることができませんがそのほかの部品、アクチュエーターや基盤、アーム類も交換ができないのです。
交換してしまうとそのHDDは新品とみなされ、入っていたデータを読んでくれないのです。
プラッタ上にはデータがあるのに、何かしらの部品を交換すると新品と判断されデータを新たな書き込むことしかできなくなります。
つまり、HDDの故障は壊れている部品を精密に直さねばならないのです。
もしくは所定の機械にかけてデータの開始と終了の位置を定めて、ゆっくりデータを吸い上げていき、止まれば修正、また再開という時間のかかる方法のどちらかです。この機械が高い。
また、どちらにしろクリーンルームで作業が必要になり、時間や技術が必要になります。
クリーンルームの維持費もかなりのものです。
だから高くなってしまう。

パソコンは壊れてもお金さえ出せば替えることができます。
ただ、データはそうもできません。もちろんお金を出せば復旧はほぼ可能ですが、弊社ではありませんが、データ復旧するだけで100万円単位で請求がくることがあるそうです。
大企業や公官庁の絶対なくなったら困るデータだけでしょうけど、復旧するだけで大変高額になります。

これを防ぐにはとにかくバックアップ。
データが壊れてからでは復旧は困難です。ただ、アックアップはパソコンを触れて少し慣れてくれば誰でもできます。費用もUSBメモリなどでよければ1000円程度です。費用も安いです。
できれば2か所、3か所と多くのバックアップを作り、故障に備えてほしいのです。
あとは手間です。バックアップというのは基本的に手動です。自分でやらないとなりません。その手間さえかけてあげればデータは半永久的に使えます。
弊社では自動でバックアップするシステムの設定もやっておりますし、そういった外付けHDD、NASなどもあるのでそれにある程度は一任してしまうのもよいかと思います。

バックアップは誰でもできる簡単な方法で、一番大事なデータの消失を防ぐことができます。
このブログでも何度も申し上げていますが、定期的にバックアップをよろしくお願いいたします。

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格安データ復旧サービス

明けましておめでとうございます。
令和2年のパソコンホームドクターです。
今年弊社は10周年をむかえます。
これもひとえに皆様方のご支援とご愛顧の賜物と心より感謝申し上げます。
今年もよろしくお願いいたします。


これ以外に書くことがなく困っています。
何を書きましょうか。
どうでもいい私の年末年始の過ごし方でも書きましょうか。
このブログの質も落ちたものです。
もともと上質でも上品でもなかったくせに、と突っ込まれそうですがそこは置いておいてください。

お正月に実家に帰った時の1日です。

朝まだ寝ているのに子供にボディプレスを決められ大変目覚めの悪い起床。
朝食をとりたいが、すでに元気な子供がまとわりつきおんぶ、だっこ、終いには馬になる。
朝食を家族でとる。ゆっくりお茶をすする。
TVを子供に奪われ年始の雰囲気を味わえない。
広告をチェックし、安い日用品や福袋を探し出す。革靴が安い!買おう!と思ったが、昨日の初売り企画で終了しておりがっかりする。
兄弟が子供を連れて来たのでまた大騒ぎ。
昼食をとる。お正月らしく餅。
おじさんですが凧あげが好きな兄弟と共に空き地で凧を上げる。ただし風がなくまったく上がらない。
そのまま子供たちと公園に行き遊ぶ。
夕方になったので家に帰り、子供がお風呂に入っている間、こたつでゆっくり。
うとうとしていると子供がお風呂からでてきて再度ボディプレスを決められる。
母が夕飯の準備をしているので、妻と主に簡単に手伝う。
夕飯を親、兄弟と一緒に食べ、TVを見ながらいろいろ話す。
食べ終わった子供がまたまとわりついてくる。箸を奪われ、奪い返し、を繰り返してぜんぜん食事が進まない。
食後、終点までどこにも停まらない電車ごっこで遊ぶ。
兄弟が自分の自宅へ帰るのでお見送りをする。
寝る支度を整え、妻が子供を寝かしつけている間にお風呂に入る。
あとはゆっくり親や妻と話して眠くなったら布団に入る。

どうですか、つまらないでしょう。
今後はもう少しマシな記事を書きますので今年もよろしくお願いいたします。

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