パソコンホームドクター アリンのブログ

東京都小平市を中心にパソコンの修理、設定、データ復旧を行っているパソコンホームドクターアリンと申します。パソコンの修理やHDDのデータ復旧、取り出しなど気が付いたことを書いていきたいと思います。
主にパソコン修理やネットワーク設定、プリンターなどの周辺機器設定をさせて頂いております。低価格で壊れたパソコンや外付けHDDからデータを復旧させる格安データ復旧サービスも行っております。
小平本店、国立支店、世田谷支店、練馬支店の4店がございます。

2019年07月

夏ですね!
夏ですよ!
待ちに待った夏、という程でもありませんが、梅雨が終わったのはうれしいです。
ただ当たり前ですが暑いです。
お客様のお宅には車でご訪問させて頂くことが多いですが、こう暑いと車から降りて少しの距離を歩くだけでも汗が出ます。
特に私が持ち歩いているカバンがいけない。
カバンが重いのです。
測ってみると7㎏ほど。
これを持ち歩いているわけですから汗もでます。

内容物はノートパソコンと電源ケーブル、マウス、規約関係や料金説明用の書類、ドライバーなどの工具、検査用のDVD15枚ほど、メモ用紙、請求書、領収書あとはお釣り用の小銭です。
できるだけ減らしたいのですが、最低限このくらいの荷物が必要です。
この中でお釣り用の小銭が重い。
先ほど確認しましたら10円が56枚、50円が12枚、100円が43枚、500円が9枚もありました。
あとは千円札7枚と5千円札1枚です。
多すぎですね。
心配性な私はお釣りが足りなかったらどうしよう、と思ってしまい大量の小銭を持ち歩いています。
足りなかったらお札を持って自動販売機でお茶でも買ってそのお釣りを使えばいいのでしょうが、そのイレギュラーな状態をできるだけお客さんにみせたくないのです。
手際が悪いなぁ、手間取らせるなぁ、と思われご迷惑がかかるのが嫌なのです。
仕事というのは常に万全な状態で行いたい、お客さんにはできるだけスムーズに事を運び、頼んでよかったな、と気持ちよく思ってもらいたいのです。実際どこまでそう思ってもらえているのか分かりませんし、反省すべき点は良くあるのですが。
ただ、カバンが重いせいでお客さんから『カバン重そうですね』と言われてしまいます。
私がもっと力があり、7㎏程度のカバンなど軽々持ち運べるようになればいいのですが、痩せ気味な私には結構ハードルが高い重さです。

とりあえず小銭は減らしましょう。
1/3くらいでも十分ですよね。
これだけでかなり軽くなりました。
あとはノートパソコンをタブレットなどにすれば軽くなるのでしょうが、最近のタブレットはDVDドライブが付いていない、USBが無いといったコンパクト志向になりすぎて私の仕事用としてはちょっと物足りないのです。
体を鍛えて軽々持てるようになった方がいいのでしょうか?

パソコンホームドクターです。
先日、国立市のお客様にRAID(レイド)機能の付いた外付けHDDを設定致しました。
ご存知の方もいるとは思いますが、RAID(レイド)について少し記事にしたいと思います。

RAID(レイド)とは簡単に言うと2台以上のHDDを組み合わせてデータの信頼性を高めたり、データの転送速度を高めるなどが目的で作られたシステムの事です。
その考え自体は30年ほど前には存在していたようですが一般的に普及されてきたのは2000年に入ってから特にHDDの単価がかなり下がってきたここ数年です。
RAID(レイド)はその組み合わせの違いによって「RAID1」「RAID5」といったように番号でそのレベルが振り分けられています。
RAID2やRAID3、RAID4といったシステムも存在しますがほぼ使われませんので説明は省きます。
とりあえずよく使われる「RAID0」「RAID1」「RAID5」について簡単に説明します。

「RAID0」
別名、「ストライピング」と呼ばれます。
2台以上のHDDを接続し、データをそれぞれのHDDに分割して書き込みます。
メリット
1つのデータをブロック単位でそれぞれのHDDに書き込むので、読み込み書き込みの速度が非常に速くなります。
デメリット
HDDの1台が故障した場合、1つのデータをブロック単位で書き込んでいるため、システムが停止します。つまりデータの読み込み、書き込みができなくなります。
一般的に通常の1台のHDDにデータを保存しておくより故障率は高くなります。

「RAID1」
別名、「ミラーリング」と呼ばれます。
2台以上のHDDそれぞれに同じデータを書き込みます。
メリット
それぞれのHDDに常に同じデータを書き込むため、1台が故障しても他のHDDからデータの読み書きができます。新しいHDDに交換すればまた同じようにデータを書き込むためデータの冗長性が保たれます。
デメリット
HDDの容量が半分になります。仮に3TBと3TBのHDD2台を使えば通常は合計6TBの領域を使えますが、「RAID1」を組んだ場合、同じデータをそれぞれのHDDに書き込むため3TB分の領域しか使えません。

「RAID5」
別名、「パリティレイド」と呼ばれます。
「RAID0」と同様にデータを分割しておきながら「パリティデータ」と呼ばれる冗長性コードを作成して故障時に備えます。仮に1台のHDDが壊れても「パリティデータ」から復元することができます。
メリット
「RAID0」と同じようにデータを分割して書き込むので読み込みの速度は速く、かつ1台のHDDが故障しても「パリティデータ」から復元もできますので冗長性も保たれます。
デメリット
稼働するためのHDDが最低でも3台以上必要なため導入コストが高くなってしまいます。「RAID0」と比べるとパリティデータを書き込むのでその分、書き込み速度は遅くなります。

他にも「RAID6」、「RAID10」などもありますが、以上のRAIDを組み合わせ欠点を補った仕様になっています。

一般的に使われるのは「RAID1」であり、主にバックアップ用として使われるとこが多いです。
ですが、「RAID1」はバックアップ用として完璧というわけではなく、あくまでもデータの冗長性を高めるため(パソコンやHDDが壊れた際の対策として、安全性を高めることができる手段として)向いています。
言葉にするとよくわかりませんが、RAID1はバックアップ用として運用するには以下の点に注意が必要です。
①誤って消したデータを元に戻すことはできません。
②誤って上書きしたデータを元に戻すことはできません。
③ソフトウェアのバグで壊れてしまったデータを元に戻すことはできません。
④復旧作業でミスをするとすべてのデータを失うおそれがあります。
⑤RAID自体が壊れてしまった時にすべてのデータを失うおそれがあります。
当たり前と言えば当たり前の事ばかり書いていますが、人が人為的におこなうバックアップとちがってRAIDは機械任せです。
RAID1はシステムからストレージに送られたデータはほぼ同時に全てのHDDにコピーされます。誤ってデータを上書きしたり破損した場合取り返しがつきません。
ウイルスに感染したデータなどもコピーされます。感染したデータを復元するのはかなり手間がかかります。場合によっては不可能です。
つまり、RAIDは便利ですが所詮機械任せです。人間のように考えながらバックアップをしてくれるわけではありません。
バックアップとしてベストなのは複数のストレージに自分でバックアップをするという手動にほかなりません。古典的ですが人間が作業するためそういったトラブルが少ないのです。

RAID1をバックアップとして運用するには少々危険です。
必ず定期的に他のHDDなど別媒体に手動でバックアップを取るように心がけて下さい。

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今年の梅雨は6月末からほとんど晴れませんね。
毎年、梅雨でグズつく日もありますが、適度に晴れ間がのぞいて3日ぶりの青空とか5日ぶりの晴れといったいわゆる梅雨の中休みがあったように思えますが、今年はほとんど晴れません。
おかげでジメジメと湿気が多く、多湿環境が続いています。
服やタオルがパリッと乾きません。
毛布も洗いたいのですが、乾かないのでとりあえず保留としてしまってあります。早く洗ってしまいたいものです。
湿気のせいで髪の毛もボサボサです。困ったもです。
普段からボサボサなのを梅雨のせいにしているパソコンホームドクターです。

以前、この時期になるとパソコンの故障が増えるのですが、それは湿度によるものですとブログで紹介したことがあります。
古いパソコンになるとパソコン内に溜まるホコリが湿気を含み帯電し、パソコンが起動しなくなるといった故障が多いのです。今年も2件ほどありました。

実はパソコンはHDDも湿気に弱いのです。
一部の論文では高温環境より多湿環境の方が故障するとの報告があるそうです。
考えればアルミなどの構成部品は多湿の方がイオン化するので腐食しやすいわけです。当たり前と言えば当たり前なのですが、これを防ぐ手段が簡単ではないのが困る点です。
温度が高いのならばファンを使ってエアフロー、いわゆる風の通り道を作ってあげればいい。それでもダメならばヒートシンクなどを使って少しでも熱を逃がしてあげれば良いのですが、湿気はどうすればいいのでしょうか。
パソコンはエアフローがある以上、密閉容器のように蓋がされているわけではなく穴が開いています。穴が開いている箱の湿気を取ることはできません。
ならばパソコンが置いてある部屋全体の湿気を落とす以外方法がありません。
個人レベルならば除湿機を使うか、エアコンを使うかそのどちらかでしょう。
確実に部屋の湿度は下がります。

ただ、一般のパソコンで除湿まで考えている方はまずいません。出会ったことがありません。
日本は夏が高温多湿環境でHDDにとっては一番過酷な環境です。除湿を行うならば6月から9月ころまでは24時間つけっぱなしにする必要があります。
4か月間もエアコンつけっぱなしというのは電気代や省エネの観点からお勧めはできません。
私はメインパソコンにはHDDが4台積んであります。エアフローはしっかりとれていますが、除湿についてはまったくの未対策です。
対策するには手間と費用がかかり、環境にも優しくないの除湿対策はするつもりがありません。

また、外付けHDDなども同じことが言えるわけで外付けHDDを保管している場所が多湿環境にならないように気を付ける必要があります。当たり前ですが結露などもってのほかです。結露する場所にHDDを置く方もいないと思いますが・・・
サーバー等ならともかく、個人レベルでパソコンの湿気対策をされている方はいるのでしょうか?

梅雨ですねぇ
ジメジメと湿気が多くて嫌な季節です。
私の家は朝食がパンである事が多いのですが賞味期限を1日過ぎただけでカビが生えてしまいました。
冬ならば3、4日は大丈夫なのに、カビが生えやすくて食材管理はちゃんとしておかないとダメですね。

カビと言えば、小学校の頃、夏休みの宿題で自由研究というものがありました。
どの時代でもどの地域あったのか分かりませんが、要は何でもいいから自分でテーマを決めて観察、調査などをするものです。夏休み明けにみんなの前で発表をするのでいい加減にするとちょっと恥をかくものです。
その中である友達が「カビの研究」と題したテーマで自由研究を行っていました。
ご飯を茶碗に盛り、外に置いたらどうカビが生えるか1日おきに観察したものです。

初日 ⇒ 変化なし
二日目 ⇒ 黄色くなってきた
三日目 ⇒近所の猫に食べられた
おしまい

といった発表でした。
カビは!?
カビの研究なのに、まさかの猫登場!?
野良猫の研究じゃないの!?
と子供心に突っ込んだことを覚えております。
今思えばひどい発表ですね~。これを発表した勇気は大したものです。
そんな彼は今、どうなっているのか気になりますが・・・
ちなみに私は朝顔の研究をしました。
朝顔は今も好きな花の一つです。朝顔を見ると幼少期を思い出すパソコンホームドクターです。

多くの方がご存知とは思いますがWindows7のサポート終了日は2020年の1月14日です。
名OSとして、またXPの後釜として多くのユーザーに支持されたWindows7もついに終了の日があと半年ほどと迫ってきました。
さすがにWindows10ユーザーが多くなったとはいえ、いまだに現役で7を使っていらっしゃる方も多いと思います。
私の修理関係でも4件に1件くらいは7のパソコンです。
サポート終了がなければいつまでもWindows7でいいのでしょうが、セキュリティの関係からいつまでもというわけにはいきません。

サポートが終了したら即座に7が使えなくなるわけではないのですが、仕様変更や新機能のリクエスト、セキュリティ更新プログラム、不具合修正プログラムなどのサポートが一切受けられなくなります。つまり、時間が経てば経つほどウイルスや故障、不具合などに見舞われる可能性が高くなります。
ちなみに、ウイルス対策ソフトを入れておけば大丈夫なの?と聞かれることがありますが、ウイルスバスターやNortonなどのウイルス対策ソフトはあくまでもパソコンが正常に動き、適切なアップデートが行われていることを前提として作られているので、サポートが切れてもウイルス対策ソフトを入れていれば大丈夫とはいきません。

3年ほど前にWindows10にほぼ強制アップデートがあったので、XPが終了するときほどは影響はないでしょうが、まだまだ、特に法人さんでは7を使っている方が大変多いです。
今年に入り、7のパソコンを10にアップグレードしてほしい、とのご依頼が何件かありました。
今後も増えるものと思いますが、ご注意いただきたいことがあります。

①もともと動作が遅くてクリックしても反応が遅かったパソコンを10にしたら早くなる、ということはありません。
多少は早くなりますが、7をベースにアップグレードするので、クリーンインストール(新規インストール)とは違って7の時の遅さ(ゴミファイルや整合性の取れないファイルなど)も引き継ぎます。
気持ち早くなったかな?くらいの変化はありますが、期待はしないでください。

②10になると動かないソフトが出てくることがあります。
あまりありませんが、フリーソフトや一部古いプリンターでは10になると動かない、エラーが出ることがあります。
弊社では暫定処置としてお客様に許可をもらいプリンターは強引にプログラムを変更して10でも動くようにしていますが、フリーソフトは10対応のものがあればそれをダウンロードなければ別のソフトで代用するのがベストです。
強引に使っていると、必ず不具合が出るのでそれならば10対応の別の新しいソフトで慣れてしまったほうが良いでしょう。プリンターもできればお買い換えをお勧めしております。

③不具合がでるかもという可能性を心に留めておいてください。
初期のWindows10はアップグレードをすると多くの不具合がありました。
インターネットにつながらない、メーラーが起動しない、officeの認証が切れる・・・ひどいのはエラーが出て10にならず、7にも戻せないといったパソコンもありました。
今は滅多にそういった不具合はありませんが、万が一の時のために心に留めておいてください。
できればクリーンインストールがいいんですが、それだと設定から各種ソフトまですべてやり直さないとならないので面倒なんですよね。

皆さんのパソコンはすでに10になっていますか?
ちなみに私のパソコンは1台だけ7のものがあります。
それ以外はすべて10にしました。

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