パソコンホームドクター アリンのブログ

東京都小平市を中心にパソコンの修理、設定、データ復旧を行っているパソコンホームドクターアリンと申します。パソコンの修理やHDDのデータ復旧、取り出しなど気が付いたことを書いていきたいと思います。
主にパソコン修理やネットワーク設定、プリンターなどの周辺機器設定をさせて頂いております。低価格で壊れたパソコンや外付けHDDからデータを復旧させる格安データ復旧サービスも行っております。
小平本店、国立支店、世田谷支店、練馬支店の4店がございます。

2019年05月

明日から6月です。
今年も、もうすでに半年が過ぎようとしています。
そう考えると早いですね。まさに光陰矢の如し。
今年は元号も変わり、新年が2回来たかのようです。いまだに私はH31とか書いてしまいます。どうもR1には慣れません。みなさんは令和元年、R1の使い方に慣れましたか?
もしかしたら来年もH32と書いてしまいそうなパソコンホームドクターです。

最近SSDが安くなってきましたね。
そのうち安くなるだろうと記事にしたことが何回かありますが、やっと手ごろな値段になってきました。
あくまでもSSD単体の値段がかなり安くなってきただけで、メーカーのパソコンだとまだソコソコします。
さすがに128GB程度のノートパソコンですと普及機として安く出回ってきましたが128GBではかなり容量が小さい。WindowsOSを入れ、適当なソフトを多少インスト―ルするだけでも128GBの半分は埋まってしまいます。
それ以上データを作ったりしなければ急に増えることはありませんが、普通に使っていれば1、2年で100GB程度になってもおかしくありません。
SSDは空き領域が少なくなればなるほど寿命が短くなる傾向があるので、できるだけ空き領域を確保しておきたいところです。
最低でも256GB、できれば500GBのSSDが入っているパソコンが理想的です。
ただ、500GBのSSD搭載パソコンとなるとまだまだお値段が高い。
メーカーがぼったくっている訳ではないのですが、SSD以外の部品も高性能な物が搭載されている高級機にしか搭載されていないので高くなっているのです。

というわけで弊社では普及機のパソコンを買ってきてせっせと500GB程度のSSDに交換しております。
これならかなり費用は安くなります。
大きめサイズのSSDが搭載されているパソコンが欲しいけどあまり予算がないといった方は交換してしまうのが安上がりです。
ただ、メーカーによってBSODになることがあり、最初の頃は安定性をみるのに苦労しました。
今のところ一番安定しているのはWDのSSDです。
BSODは出たことがありません。
さすがHDD老舗メーカー。SSDも安定しています。

ADATAとサムソンはBSODが出たことがありますので今後も使わないでしょう。
ただ、私が使っているpanasonicのノートPCはADATAのものです。エラーもなくすでに4年ほど使っていますが良く動いてくれています。やっぱり相性ですねぇ。
この相性というのが本当に難しい。
自作PCなど相性問題がでて修理のご依頼となると原因究明が本当に大変です。

SSDはパソコンの部品ではまだまだ出始めたばかりの部品です。(そうはいっても一般で売るようになり10年近くは経っていますが)
出始めにエラーはつきものです。安定された製品が手ごろな値段で一般販売されるまで機が熟すのを待つしかないですね。

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日が長くなってきましたね。
来月は夏至ですからそれもそのはずなんですが、夜7時ころまで薄明るいので驚いてしまいます。
まだまだ朝夕は気温が低く肌寒い。過ごしやすい季節ですね。
6月に入ると嫌な梅雨に入ります。もうしばらくでこの心地よい季節もさよならですね。

先日、杉並区西荻窪のお客様からお問い合わせがありました。
『パソコンが動かなくなっちゃったんだけど、直るかな?』
詳しく伺ってみますと、タバコの火がパソコンと接触したようでパソコンの一部が溶けたという事でした。
なんでタバコの火がパソコンに当たったのかな?
火種が落ちた程度ならば多少のダメージはあるものの、動かなくなるほどの事は無いと思うのですが・・・
といろいろ考えながらご訪問。
荻窪は訪問歴がありますが、西荻窪は初めてです。ありがたいことに駐車場までご用意してくださいました。

『これなんですけど、タバコの火で溶けてちゃって・・・』
確かにノートパソコンの中央下部が溶けて穴が開いています。
「タバコの火を落としただけでこんなに溶けますかね?」
『落としたというか、パソコンの右脇に灰皿があったんですよ。タバコを吸おうともって火をつけたら電話が鳴って、いそいで灰皿の上にタバコを置いて電話に出たの。電話が終わったらなぜかタバコがパソコンの上に移動していて・・・風のせいでコロコロって移動したのかな~と思っているんだけどね』
「そういう事でしたか・・・ならば数分間はパソコン上に火がついたタバコがあったという事ですね」
『そうだと思う』
それならば納得しました。

電源ボタンをポチ。
無反応です。基板まで溶かしているのでしょうか。それならば大事です。
「内部の部品まで溶かしている可能性があるので分解しますね」
了解をもらい、分解させて頂きました。
背面、キーボードすべて外すのでちょっと大変です。
全面パネルを外そうとしたところ・・・外れません。
何かが引っかかっています。ネジはすべて取ったし、ツメでもあるのかな?と思い慎重に触ってみると、溶けたパネルと内部の基盤がくっついてしまい外せません。
くっついているということはほぼ間違いなく基盤も溶けて、影響が出ているわけで、基板の交換もしないとなりません。
「全面パネルだけでなく、内部の基盤も溶けているので交換しないと直りません」
『あ~やっぱりそうなの?どうしようなぁ基板って高いよね』
「そうですね・・・基盤はメーカーさんのパソコンだと一番高い事が多いです」
『ん~ならば買い替えようかなぁ』
4年ほど前のパソコンです。早ければそろそろ交換を検討されている方がいてもおかしくありません。
『このパソコン遅いんだよね、買い替えがいいかなぁ』
CPUはCeleron。決して動作は早くないはずです。おそらくボトルネックとなっているでしょう。
「買い替えられたほうが良いかと思いますよ。HDDは無事なのでデータも出せますし、あとは設定やアプリだけですから。」
そう伝えて、お買い換えとなりました。

タバコの火でここまで故障しているのは初めてみました。
壊れてしまったことは残念ですがもし、タバコがもう少し移動して左にある書類まで動いていたら、と考えると怖いですね。そう考えるとまだよかったのかな?
良かったなどと言っているとお客様に怒られてしまいますね。

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私が居間やベッドで横になっていると私の下の子供が必ず登ってきます。
1歳児らしく腹だろうが顔だろうがお構いなしに踏みつぶしていきます。
メガネだけは踏みつぶされると困るので非難させていますが、それ以外は踏まれ放題です。
少しでも高いところが好きらしく、人の上に立って喜んでいます。

将来、この通り人の上に立てるようなリーダー、責任感ある人間に育ってくれればよいのですが
このまま人を踏み台にするような人間にはならないようにしたいものです。
子供には踏まれっぱなしのパソコンホームドクターです。

先日ご訪問した国分寺市のお客様。
最近、パソコンがフリーズや急に電源が落ちるといったご相談です。
買われて3年ほどの画面と本体がセパレートのデスクトップパソコンなので、故障にしてはちょっと早いなぁと思いご訪問。

パソコンを見させていただく前にちょっと気になることが。
家にたくさんの猫。
もしかして・・・・・

とりあえずパソコンを拝見させてもらいます。
まず、起動してすぐファンの音がおかしい。一定ではありません。
少し動かしていると、筐体がとても熱い。
温度を測定するとCPUの温度が90℃を超えています。
すぐパソコンをシャットダウンしてパソコンの側面カバーを外し中身を見ます。
大量の猫の毛とホコリが。
CPUクーラーにもびっしりです。
やはり猫の毛が絡みついてファンが上手く回らず排熱ができていないようです。
また、吸気、排気部にも毛とホコリがへばりついて、ケース内部に熱が留まったままだったようです。
いわゆる熱暴走というやつです。
パソコンはCPUが105℃程度になると故障を防ぐため強制的に電源が切れます。
また、フリーズやデータを読み込んだまま、動かないといった不具合が増えます。
ただ、強制的に電源が切れるとCPUは故障を防げますが、HDDはダメージを受けるのが困ります。
大事なのはCPUよりHDD内にあるデータのほうが大事であることがほとんどです。
せめてあと3分で電源を落とします!その前にデータを保存し、シャットダウンしてください。といったメッセージを流してくれればいいのですが、そんな余裕はないんでしょうかね。

しかし、買われて3年程度でここまでとは。
猫の毛は軽いので良く飛びますし、パソコン内部に入りやすい。
それに猫はあちこち飛び回りますのでホコリも立ちやすい。
仕方のない事ですが、猫を何匹も飼っていらっしゃるお宅のパソコンは総じて寿命が短い。
特に長毛種の猫の場合はより一層です。

今回も例にもれず、そのパターンでしたが、何度か強制的に電源が切れているせいでHDDにダメージが来ていました。
本格的に壊れる前でなくてよかったですが、このまま使うには危険です。
HDDの交換と内部清掃をさせて頂くため、パソコンをお預かりさせて頂きました。

これから暑い季節がやってきます。
パソコン内部もより熱くなります。
定期的な内部清掃をお勧めいたします。
できない方は弊社でも承りますのでご連絡ください。

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みなさん歴代最長のゴールデンウィークはどこか行かれましたか?
観光地はさぞにぎわった事でしょう。
退職され毎日がゴールデンウィークという方にとってはあまり関係ありませんが、それは羨ましい事ですね。
私も毎日がゴールデンウィークならいいのですが、この年齢で健康体で毎日祝日では世間から怒られてしまいます。まだまだ頑張らないといけません。
あとはお金の心配も・・・
心配事が尽きないパソコンホームドクターです。

みなさんもお気付きとは思いますが日本のメーカーが生産するパソコン、いわゆる国産のパソコンと海外メーカーが生産するパソコン、電気屋さんに行くと両方とも展示してあります。
国産パソコンは価格が高く、海外産パソコンは安く、その差はかなりあります。
国産パソコンといえど、日本国内だけで作っているわけではなくその多くは中国やタイなどのアジア各国です。
海外産も同じく、中国を中心にアジアや一部南アメリカなどでも作っているそうです。
それなのになんでこんなに差があるのか。
先日ご訪問した小金井市のお客様から聞かれた疑問です。
『海外のパソコンは安いけど、ダメなの?なんでNECや富士通とかと比べるとあんなに安いの?』
私が知っている範囲でお答えいたしました。

まず品質の違い。
多くのお客様のパソコンを見させてもらっている私の意見ですが、海外産のパソコンより国産のほうが初期不良が少ない気がします。
パソコンの生産、部品のチェック体制などが高レベルで行われているのでしょう。
海外産パソコンは初期不良の割合が国産より高く、当たりはずれが大きく、その点では一歩劣るでしょう。
当たりを引き当てれば国産のように何年間も順調に使えます。またはそこそこの高性能モデルですと国産より長寿命のパソコンも結構あります。
購入時に当たりはずれが分かればいいのですが、使ってみないと分からないのでそこは賭けですね。
もちろん国産パソコンでも初期不良はありますので過度な期待はしないでください。

次にインストール済みのソフトの差。
国産パソコンはありとあらゆる便利ソフトがたくさんインストールされています。
一方、海外産パソコンは最初からofficeすら入っていないモデルがほとんどです。質素なものです。
当たり前ですが、たくさんのソフトが入っているとその分、費用が掛かります。
すべてのソフトを使えば、個別に1つ1つ買うよりはずっと安いのですが、ほとんどの方がソフトを全部使いません。レシピや血圧帳、動画で見るパソコンの使い方、ガジェット類など不要な人も多数いるはずです。
その分、費用がかかるので本体価格が高くなる、と言うわけです。
多くのソフトを使いこなす方ならば国産が良いのですが、パソコンはインターネットしかしない、と割り切った使い方、自分でカスタマイズしたい方は海外産のパソコンが良いでしょう。
また、ソフトがたくさん入っているということはそれだけパソコンが重くなるという事です。パソコンの起動時間も国産のほうが遅いことが多いです。

あとは人件費やブランドなどで高くなっているくらいでしょう。

ちなみに、品質が良いのは国産パソコンですが、だからと言って国産が良い部品を使っているかと言うとそういう訳ではありません。
安い物は安いなりに、見えないところはコストダウンの跡が見られます。
パソコンを分解してみるとよくわかります。
部品の質は海外産パソコンとほぼ変わりません。品質が高いのはあくまでもパソコンの組み立てが丁寧だとか、チェックが厳しく、初期不良を極力少なくしているといった企業努力によるものだと思います。

結論として
海外産パソコンが向いている方は
不具合、不良が出た際、自分で対応できる。
自分でカスタマイズしたい。
とにかく安いパソコン。
メーカーやブランドなどどうでもいい。
インターネットだけの使用など、データを入れないので壊れてもそれほど不都合がない。

国産パソコンが向いている方は
パソコン初心者。
とりえずいろいろ揃っているパソコンがいい。
カスタマイズとかよく分からないしやるつもりもない。
安心できるメーカーが良い。
本体は白や赤といった明るい色がいい(海外産はほぼ黒かグレーなどが多い)

と言ったところでしょうか。
ちなみに私が持っているパソコンはデスクトップは自作以外に富士通1台
ノートパソコンはパナソニックとNEC、DELL、Acerです。
良く使うのは仕事用のパナソニックです。

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