子供たちはサンタさんからクリスマスプレゼントをもらえるありがたい日ですね。
思えば、たった一晩で世界中の子供たちにプレゼントを配るなんてどうやっているのかな?と思ったこともありました。きっとすごく早いソリにでものっているんだろうなぁと納得していた無邪気な時代もありました。
それが私が小学生3年生くらいの頃、いきなり父親に「ウチは仏教だからサンタは来ないよ!」と言われクリスマスプレゼントがなくなったのを覚えています。
純粋な少年の心を真っ向から否定するダメな父親ですね~
そうはいっても当時、なんとなくサンタはいない、思い始めていたころでしたのでそれほどショックはありませんでしたので、父も何となくわかっていたのかもしれません。
しかし、なんで仏教の家には来ないのか、というのは中学生くらいまで良く分かりませんでした。それからクリスマスプレゼントは無くなり、小さいケーキを毎年食べるようになりました。
ちなみに我が家は仏教ですが、別段信心深いとか宗教にハマっているとかそういったことはありません。どちらかというと無宗教に近いほうだと思います。都合のいいときだけ仏教を持ち出す父にはあきれ返るばかりです。
先月の事ですが、三鷹市のお客様のお宅へご訪問した時の事。
何回かご訪問させて頂いているお馴染みさんのお宅です。
パソコンの修理が終わり、お茶を頂きながら少し談笑している時のことです。
『子供のクリスマスプレゼントにパソコンをお願いされたんだけど、どうかな?』
「お子様は中学生とか高校生ですか?」
『小学6年生の女の子』
「パソコンを授業に使うとかですかね?それなら仕方がないと思いますが・・・」
『いや、学校の授業でも使っているけど、宿題なんかはこの居間にあるパソコンを使ってるの。自分専用のがほしいみたいで、ほかのお客さんとかでこういった話は聞かないですか?』
こういった話は時々聞きますが、私は子供部屋に子供だけが使えるパソコンを置くのは反対です。
前にご訪問した府中市のお客様のお宅では、子供が使っているパソコンを壊れ、修理にご訪問した時、アダルトサイトに頻繁に出入りし、そこからウイルスに感染していました。
小学校高学年の男の子です。
東久留米市のお客様も同じく、パソコンが壊れ、データ復旧をしたらアダルトな画像がたくさん出てきました。
使っていたお子さんは中学生の女の子です。
時々、子供がこういったサイトや情報を見てパソコンが壊れ、呼ばれることがあります。
子供といえど人間ですから、成長すれば男の子も女の子もそういった事に興味がでてくるのは自然なことです。それは否定しません。ですが、パソコンは検索すれば1秒で様々な画像、動画が出てきます。
見ているだけならばまだ良いのですが、実際に行動に移した場合、様々なトラブルが予想されます。
何のためにアダルトビデオが18歳未満視聴禁止になっているのか、と言う事です。
放っておいてもそのうち知ってしまいますが、それが間違えた、度を超えた方向にいかないよう手綱をひくのは親の役目です。
興味を持ち、パソコンで手軽にそういったものが見られると分かればそれを抑えるのは難しいでしょう。
ただ、まだ知らなければ知らなくてよい世界をわざわざパソコンを与えて、詳しく知るための手助けをする必要は無いと思います。
そんな内容をもう少し柔らかくお客様に伝えました。
『うちの子がそうなるかなぁ』
とおっしゃっていましたが、ならない保証はありません。といいますか人間ですから多少はそうなるのが普通です。それを理性でコントロールしているのです。
その理性がまだしっかり働かない子供のうちは避けるべきだと思います。
大人になり、物事の分別がつき、何かあっても自分で責任がとれるようになったら自由にさせたらいいでしょう。
インターネットの発展で私が子供のころはずっと遠い世界だった大人の世界が今は大変身近に感じると思います。それは良い事でもあり、悪い事もありますが、子供のうちはできるだけ良い事だけ知っておいてもらえればなぁと思います。いい事だけとは都合が良すぎるのでそうは上手くできないかもしれませんが・・・
みなさんはどのようにお考えでしょうか?
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