今年は木枯らしが吹きませんねぇ
もう12月になってしまうというのにどうしたんでしょう?
童謡のたき火の3番に
「木枯らし 木枯らし 寒い道 たき火だ たき火だ おちばたき あたろうか あたろうよ 相談しながら歩いてく」
最近はたき火自体も滅多に見られなくなりました。
落ち葉や枯れ枝を燃やすたき火は大好きです。私が子供のころは田舎だったということもあるのでしょうが、勝手に枯れ草や枝を拾ってきてはたき火をして、焼き芋を作ったものです。
あの煙の匂いが懐かしく、大好きな匂いの一つでした。
今の子供はあまりそういった体験が少なく、日本の風習が失われていくようで少し残念です。
そう思うということは私も年をとってきたということでしょうか。
ブログの本題に戻りましょう。
先日、国立市のお客さまのもとにご訪問させていただいた時の事です。
動作が遅くなり、いろいろ重く、見てほしいというご依頼です。
『このパソコンはまだ使える?』
お客様からよく言われる一言です。
「まだ使えますよ。捨てちゃもったいないです」
購入して4年程度のパソコンです。HDDにエラーが出ているとはいえ、いいパソコンですので直せばまだまだつかえます。
『今のパソコンとどのくらいの性能差があるのかな』
お客様から難しい相談です。
『当時は高かったんだよ20万円くらいしたの。まだ十分使えるかな?』
お客様のパソコンはCPUがCore-i7‐4790 HDD3TB メモリ16GB
当時、トップクラスのCPUです。20万円するのも納得です。
その性能についてですが、パソコンの性能は一概に言えませんが、主にCPUがパソコンの性能を大きく左右します。CPUがショボいとパソコンも多くの処理、高速処理ができません。CPUが高性能だと処理が早く、スムーズに作業ができます。
あくまでもCPUの性能のみを比較した場合です。
当時、トップレベルだった4790でも今ならばCore-i5の下位からCore-i3の上位程度の性能だと思います。
現在は4790の後継CPUとしてはCore-i7-9700Kあたりだと思いますが、性能差は2倍とは言いませんが、1,7~1,8倍くらいの差はあると思います。
コア数も8コアが出ましたし、その上位機種であるCore-i9シリーズも昨年でました。i9はまだまだ一般的ではありませんが、もう少し安くなってくれば一般販売のパソコンにも多く載ってくると思います。
ただ、4,5年たてばCore-i3程度の性能になってしまうというのも残念ですね。
私がメインで使っているパソコンのCPUはCore-i7-4790Kです。
当時、動作周波数が定格4GHzを超えパソコンオタク内で話題になったCPUです。
4GHzですよ!これはすごい!と当時は騒いで、私もそれに煽られて買ってしまった一人です。
それも今やCore-i5の中位程度の性能しかないでしょう。
すべての技術は日進月歩ですから、仕方のないことですけどこう考えると少し残念です。
ただ、当時、Core-i3程度のCPUを使っている方は、今ならばCeleronくらいの性能しかなく、動作が緩慢になっているころかもしれません。
そう考えるとやはりそこそこ良いCPUを搭載したパソコンを買うのはパソコンが長持ちし、いいことなのか、とも思います。
お客様にもそのことをお伝えしました。
『まぁそのくらいの性能になっちゃうよね~』
『でもそのくらいならばまだ使えるってことだよね』
前向きなお客様です。
「手を入れればまだまだ使えますよ。大事になさってください」
今回はHDDが動作遅延の原因だったため、思い切ってSSDに変え、リカバリーを行い大きくリニューアル致しました。
これでまだまだ使えると思います。
この頃、SSDも安くなってきてかなり実用的になってきました。
この話はまたいつかしたいと思います。
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