パソコンホームドクター アリンのブログ

東京都小平市を中心にパソコンの修理、設定、データ復旧を行っているパソコンホームドクターアリンと申します。パソコンの修理やHDDのデータ復旧、取り出しなど気が付いたことを書いていきたいと思います。
主にパソコン修理やネットワーク設定、プリンターなどの周辺機器設定をさせて頂いております。低価格で壊れたパソコンや外付けHDDからデータを復旧させる格安データ復旧サービスも行っております。
小平本店、国立支店、世田谷支店、練馬支店の4店がございます。

2018年01月

寒いですね。本当に寒い日々が続いています。
この1週間だけ見れば地球温暖化など嘘のようです。
雪が降り、いつまでたっても雪が解けず、車で何回も滑りそうになり道も混むしで参りました。
雪にめっぽう弱いパソコンホームドクターです。

今日はちょっと変わったご依頼。
パソコンが故障し、故障したパソコンで使っていたHDDを新しいパソコンに組み込んで使いたいんだけど、特定の領域にアクセスできず使えないというものです。
通常、HDDをパソコンで使えるようにするにはコントロールパネルから設定を行うのですが、今回、見させていただいたHDDは他のPCで使っていた事もあり通常の領域とは別に回復領域が組み込まれています。
回復領域は「OEM領域」や「EFIシステム領域」その他「回復パーテション」などがあります。
HDDをフォーマットしても消えず、少々厄介なものです。
その消えない領域を消す方法を記事にします。
あまり使用用途は無いと思うので、意味のない記事になるかもしれませんが、珍しいご依頼なので書かせてください。

まずコントロールパネルより状況を見ましょう。
コントロールパネル→システムとセキュリティ→管理ツール→コンピュータの管理→ディスクの管理 までクリックして下さい。
このような表示が見えると思います。
回復パーティションが2つあります。
まずは真ん中の領域、22.71GBの回復パーティションを削除したいと思います。
回復パーティションなので通常の右クリックで削除ができません。
0000

コマンドプロンプトを立ち上げます。
Windowsボタンをクリックし、「cmd」と打ちます。プログラム内にcmdが表示されたらエンターを押します。
0001

これでコマンドプロンプトが起動します。
0002

ここに「diskpart」と入力してエンターを押します。するとコマンドラインのディスク変更画面が表示されます。
0003

次に「list disk」と入力し、エンターキーを押しましょう。
すると今、パソコンに接続されているHDD等のストレージ一覧が表示されます。
0004

今回はディスク0内の領域を消したいので、その設定を行います。
「select disk 0」と入力し、エンター。仮にディスク3でしたら「select disk 3」と入力してエンターします。
0005

続いて「list partition」と入力します。
すると指定したHDD、今回の場合はdisk0内のパーティション一覧が表示されます。
0006

今回、削除したいのは22GBの回復パーティション2ですので「select partition 2」と入力してエンターします。
すると.すると「パーティション2が選択されました。」と表示されます。
0007

続いて「delete partition override」を入力後エンター。正常に削除の表示がでれば問題なくパーティションは削除されているはずです。
0008

確認してみると、先ほどまで回復パーティションだった領域が未割り当ての未使用領域になっています。

0009

同じようにパーティション1の30.93GBの回復パーティションも削除をしてみましょう。
方法は同じです。
コマンドプロンプトを立ち上げ、「list disk」入力後「list partition」を入力。
0010

今度、削除したいのは30GBの回復パーティション1ですので「select partition 1」と入力してエンターします。
0011

続いて「delete partition override」を入力後エンターです。これでパーティション1の回復パーティションも削除されました。
0012

確認してみましょう。
きれいになくなっています。
パーティションを削除したので元々あったパーティション1とパーティション2が1つにまとまっています。
あとは右クリックをしてお好みのパーティションを作成してください。
0013

普通の使い方ではまず使用することのない方法だと思います。
こんな記事で誰かに利用価値があるのか分かりませんが、参考程度にどうぞ。
なお、コマンドプロンプトで他の領域を削除すると何の警告もなく削除されます。もちろん中のデータもすべて消えますのでご注意ください。
実行される方は自己責任でお願いします。

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どうも
パソコンホームドクターです。
最近、毎日のようにお客様のお宅へご訪問させて頂いております。
ありがとうございます。
しかも、みなさん良い方ばかりなんです。良い方、丁寧な方、優しい方が呼んで下さるのは大変ありがたいですし、お客様が全員そういう方ばかりでしたらご訪問もしやすく、落ち着いて作業ができるのです。
ただ、このブログへの記事としては書けません。
毎日、今日は良い方でした、優しい方でした、だけではネタになりません。
そんな中、ちょっとおもしろいご依頼があったので記事にしたいと思います。

お電話をくれたのは小金井市のお客様でした。
『子供がパソコンを踏んでしまって動かないんだけど直せますか?』といったお問い合わせです。
「大丈夫ですよ、費用はその程度によって変わりますが、直せますよ」
そのように答え、ご訪問させて頂きました。

お客様宅に到着。
「パソコンはどちらでしょうか?」
『これなんです、子供が踏んでから電源も入らなくて・・・』
『けっこう壊れていると思うんですけど、素人では全く分からなくて』
・・・これは・・・・・
パソコンの画面がほぼ真っ二つになっており、散らばったであろうプラスティック片が10数個。
本体はキーボード部がへこんでおり、DVDドライブは飛び出して閉まりません。
子供が踏んだというレベルの壊れ方ではありません。ゴリラでも入ってきてひと暴れしたような感じです。
「すいません、ここまで壊れているとかなりの部品を交換しないとならないので買ったほうが良いと思いますよ。」
「HDDからデータを取って新しいパソコンに移動して使えるようにしましょうか?」
『やっぱりそうですよね、子供がこのパソコンが良いと言いまして』
『子供に相談してきます』
そう言われてお部屋から出て行かれました。
何やら話し声が聞こえます。お子さんと話しているようです。
少しして足音が2つ、近づいてきます。
『こんにちは』
そういってお子さんがいらっしゃいました。
んん~縦も横も大きい方で、これならば思い切り踏めばこのくらい壊れるかもしれません。
このパソコンを直すより、買ったほうが早いし、安上がりですよとお伝えすると、納得されたようです。
『こんなに大きい人が踏めば壊れちゃうのは仕方ないわよ』
『もっと優しくなさい。この前もトイレの便座を割ったでしょ』
お説教が始まりました。
お子さんは黙って聞いています。
お母さんは普通なのですが、なんでお子さんはこんなに大きく育ったのか不思議です。
こんなに大きいのに小さいお母さんのお説教を黙って聞いているのはかわいいですね。
『どう見てもお相撲さんでしょ、むしろそれより酷いですよね』
と言われ、つい本当ですね。と言いたくなりました。
これだけ大きな体をしていればお相撲さんになるのも良いかと思います。

ブログに書かせて頂く旨の確認はしてきたので、ここに書いても良いとは思いますが
どの程度まで書いていいのかわからず、自主規制しながら考え考え書いております。

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正月にお餅を食べすぎて太り気味のパソコンホームドクターです。
お餅がおいしいから太るのも仕方ないですよね。
そう言って餅のせいにしています。

例年の1月はだいたいゆっくりスタートするのですが、今年は新年早々、電話が鳴り、何件ものお客様のお宅へご訪問せて頂きました。
逆にこの2日程度は電話が静かです。

すでに自作系のBTOパソコンが2台、修理のご依頼がありゆっくりスタートどころかいきなり猛ダッシュでのスタートとなりました。
ちなみにBTOとはBuild to Order、ビルド・トゥ・オーダーの略で、簡単にいうとお客さんの要望に基づいて作製、生産するオーダーパソコンです。部品すべてがフルオーダーということはありませんが、ある程度の部品を選んで組み立てることができます。

ご訪問させて頂いた2台のうち1台はかなり昔のパソコンです。
OSもXPです。本来ならばお買い換えなのでしょうが、お客様ご自身がネットも使わないし、CDを焼く程度だから慣れているXPが良いということで修理させて頂きました。
HDDもIDEタイプのもので、私が見る中でこれが最後のIDE搭載のパソコンになるかも、と思いながら修理させて頂きました。おそらくこれからも見ることはあると思うのですが、久しぶりだったので懐かしいのです。
SATAが主流である現在では設定のないジャンパ設定もしなければなりません。まだ自分が学生だった頃、ジャンパピンが小さくてよく無くしたことを覚えています。

もう1台はかなり新しいパソコン。
CPUはCore-i7 6700K
メモリは8GB×4枚で32GBとかなり強烈なスペックを誇るパソコンです。
G/BはGTX1080。これだけでノートパソコンが1台買えてしまうくらいのG/Bです。
とりあえずいい部品を詰め込んだ様なすばらしいパソコンです。
ただM/BはASRockの物で、それほど高級品ではありません。
このゴツいパソコンを受け止めるには負荷がかかりすぎたのでしょうか、壊れていたのはこのM/Bでした。
しかしBTOパソコンはなぜASRockやBiostar、MSIといったM/Bを使うのでしょうか。有名なASUSやGIGABYTEを組み込んだBTOパソコンは滅多に見ません。
ASRockは最近になりそれなりのM/Bを作るようになり、品数も増えたのでメジャーM/Bメーカーに仲間入りしたように見えますが、M/Bの2台巨頭メーカーASUS、GIGABYTEのBTOパソコンがない理由が分かりません。
単価が高いのでしょうか?
それとも他のメーカーが大量に買うとかなり安くなるんでしょうかね。
どなたか理由を知っていらっしゃる方がいましたら教えてください。

新年早々に自作系のパソコンを修理するのは初めてです。
相変わらず自作パソコンを見るとワクワクして関係ない部品もじっくり見てしまうので修理に時間がかかるのが悩みです。

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あけましておめでとうございます。
パソコンホームドクターです。
弊社は今年で8年目になりました。
個人的には3、4年しか経っていないように思えるのですが、気が付いたら8年目です。
早いですねぇ。私も年をとるわけです。
皆様のおかげで何とか8年間、成り立つことができました。
8年といわず、10年でも20年でも続けていきたいので今年もよろしくお願いいたします。

今年のお正月はムードを味わいたいのでお餅を買ってお雑煮にして食べていました。
磯辺焼きもいいですね。醤油のしょっぱさがたまらないですよね。
お餅は大好きです。
また、本当ならば凧あげや餅つきもしたいのですが、近年そういった場所もなくテレビで見るにとどまっています。
私の実家は田舎なもので、実家に帰省すれば凧あげもできるのですが、私一人で凧あげするのも恥ずかしいですね。世間からみれば、おっさんが一人でキャッキャッ言いながら無邪気に凧あげをしているのです。おかしい人と思われますよね。
子供が大きくなったら一緒に凧あげをしたいですね。
たぶん子供より私のほうがはしゃいで、楽しんでしまうと思うのですが、お正月くらい童心にかえるのもいいですよね。
妻には一年中童心にかえっていると言われますが・・・

というわけで今年のお正月は寝正月でダラダラして過ごしていました。
そうですね、ダメ人間ですね。承知しております。
お正月なので大目に見てください。

こんなブログでいいのか、と思いますが、今年もご贔屓下さいます様、よろしくお願い申し上げます。

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