パソコンホームドクター アリンのブログ

東京都小平市を中心にパソコンの修理、設定、データ復旧を行っているパソコンホームドクターアリンと申します。パソコンの修理やHDDのデータ復旧、取り出しなど気が付いたことを書いていきたいと思います。
主にパソコン修理やネットワーク設定、プリンターなどの周辺機器設定をさせて頂いております。低価格で壊れたパソコンや外付けHDDからデータを復旧させる格安データ復旧サービスも行っております。
小平本店、国立支店、世田谷支店、練馬支店の4店がございます。

2017年12月

年末です。
年末ですね。
私は昔から年末が好きなのです。
なんで年末が好きなの?と聞かれるとはっきり言葉には表すことはできないのですが
年末の差し迫った感じといいますか、世間がソワソワしている感じが好きなのです。

今年ももう終わりですね。
1年が経つのは本当に早いです。
1年が早いと感じるということは自分もオッサンになったんだなぁと思います。

今年も一年間、お客様のお宅にご訪問させて頂き修理、設定をさせて頂きました。
特別な事や新しい事業などはまったくしておりません。
例年通り、修理を行っていたように思います。
この時期になるといつもこのままでいいのかなぁ、会社として何か新しい事をしたほうがいいのかなぁ、と思うのですがあれもこれもと手を広げると、パソコンの知識や技術が疎かになってしまう気がするのです。それだとせっかく弊社を頼ってきて下さったお客様に満足頂けないのではないかとも思うのです。
まだまだ自分の技術や知識をできるだけ増やし、お客様に満足していただけるサービスを心掛ける方が良いのかなと思っています。
できるだけ多くのお客様の元にご訪問させて頂き、多くのパソコンに出会えば出会うほど変わった症状、首をかしげたくなる故障をしているパソコンと対面することになり、結果として自分の知識、経験、技術が増えるものと思います。ほぼ実地でのスキルアップしか道がないのでお客様のお宅へ行くときは毎回緊張しています。

来年も今年以上のサービスができるようより精進しながら、まだまだパソコン修理、作成、設定の道で頑張りたいと思いますので、来年もよろしくお願いいたします。

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最近、電車に乗るとマスクを着けている人が多く見かけるようになりました。
あちこちで咳き込む音が聞こえ、風邪が流行っているようです。
先日、私も少し体調がダルく、頭痛がしました。風邪かと思ったので静かに、安静にしていたら数日で良くなったのでお仕事には大きな影響はなくてすみました。
加湿器を出し、その部屋で過ごしましたが加湿器が古いせいかうるさいのです。
良い加湿器が欲しいなぁと思っているパソコンホームドクターです。

先日の朝早く電話が鳴りました。
『wordがおかしいんだけど見てもらう事できるかな?』
「大丈夫ですよ、見ることできますよ。」
「wordがおかしいとはどのようにおかしいんですか?起動しないんですか?」
『起動はするけど、おかしいんだよ』
「文字入力ができないとかですか?」
『そんな感じかなぁ、とりあえず来てもらえるかな?』
はっきりしませんが、とりあえずご訪問。

「どのパソコンがおかしいんですか?」
『パソコンはおかしくないんだけどwordで文字が打てないんだよ』
wordのみ入力できないのかな?変わった不具合だな、と思ながらwordを立ち上げます。
「・・・・」
問題なく文字入力できます。
どこもおかしくないけど、どこがおかしいんだろう?
「え~と、普通に文字入力できるようですが、どこがおかしいんでしょうか?」
『おかしくないんだけど文字が上手く打てないんだよね』
「? 上手く打てないというのは?」
『ちゃんと表示されないんだよ』
「?? ・・・ちゃんと入力できているようですが、どこがダメなんですか?」
『いや、うまく打てないのは私のほう。パソコンよくわからなくて』

要はお客様がパソコンに不慣れで文字入力が上手くできない、といった事でした。
パソコンは問題なく動いています。むしろ快調です。
パソコンがおかしいならば直すことはできますが
パソコンを使うお客さん側がおかしいならばどうすることもできません。
パソコンレッスンもできますが、機械のように即日打てるようになるわけではありません。

『代わりに文字を打ってもらえる?』
そういわれ、お客様の手書きの文章、指図を受けて文字入力や表を作ったりしました。
word文章の代筆です。
そこその文章量と表があったので少し時間がかかりましたが、30分程度で終わりました。

パソコントラブルではないので直しようがありませんが、お客様は満足してくれたようですので良かったです。
ちなみに加湿器は新しい物を買いました。

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道端に落ちている落ち葉を踏んだ音。いい音がしますよね。
この音が大好きです。
晩秋といっても、もう12月ですが、この頃にしか聞けない音なので道路に落ちている落ち葉を踏みながら歩き、晩秋から初冬の雰囲気を味わっています。

どうもパソコンホームドクターです。
先日、立川市のお客様からパソコンが起動しないといったトラブルでお電話を頂きました。
お電話で聞かせていただく内容に、故障したパソコンがノートかデスクトップどちらか質問をしております。
この時も「お使いのパソコンはノートパソコンですか?それともデスクトップですか?」
と聞かせていただくと
『えーと、ノートじゃないと思うんですが、これは何だろう?』
はっきりしません。
「お手元にパソコンがないんですか?」
『あるんですけど、息子が作ったパソコンを、息子がもういないので私が使っているので何なのかよくわからないの』
息子さんが作られた自作のパソコンですか。どんなのだろう?と思いながらとりあえずご訪問。

お客様宅にご訪問。パソコンのあるお部屋に失礼させて頂きました。
お客様が何かよくわからないパソコンの正体は、机と一体型になっているパソコンでした。
デスクトップと言えばそうなのですが、あまりに風変りです。
存在は知っていましたが私も初めてみました。
写真を撮らせてもらう事ができなかったので商品画像となりますがこのパソコンです。
K0000673770
一見、金属の机ですが、天板の下にパソコンを組み立て、収めることができるようになっています。
このように引き出すことができます。この引き出しの中にパソコンを組み立てるものです。

K0000673770_0002

パソコンに興味がない方からすれば、なんだこれ?変なの。ふつうのパソコンでいいじゃないか
と思われるでしょう。
これがパソコン好きから見るとなかなかカッコイイのです。
しかもお値段が高い。パソコンが1台買えてしまうかそれ以上のお値段です。
たかだかパソコンのケースにそれだけのお金を出すのがすごい。
その時対応してくださったお母様に
「息子さんは大変パソコン好きですね、しかもあえてこのケースを選ぶのがすごいですよ。」
と言ってしまいました。つい言わずにはいられませんでした。
これほどのケースを使っているパソコンですので使用している部品もなかなか良い物が使われています。
古くなったとはいえ、これを捨ててしまうのはもったいないですね。

それではパソコンを見させていただきます。
・・・・・・・・・・
いろいろ見させていただきましたが結論から言うとマザーボードが壊れていました。
『修理するとどのくらいお金がかかります?』
「修理の場合はお見積もりを作らせて頂きます。その際、普通はパソコンを持ち帰らせて頂きたいのですが、この状態だと持ち帰るのはちょっと無理ですね・・・」
『持っていけないですよね、すいません変なパソコンで』
パソコンケースの重量はおよそ30㎏。それがこの大きさ。簡単に持ち運べません。
せめて引き出しだけ持って失礼させて頂こうかと思いましたが、引き出しがなかなか外せません。
長年使いケースが変形してしまったのかもしれません。

お客様が修理をされたいとおっしゃるので後日、交換部品をもってご訪問。
お客様のお宅でパソコンの分解をさせて頂きました。
何年か使ったパソコンですので中はホコリがすごい。
手が真っ黒です。周辺もホコリだらけです。
掃除機をお借りしてホコリを取り除きましたがどうしてもホコリがまってしまいます。

3時間くらいですべての作業が終わり、何とか起動することができました。
正常動作を確認し、無事に修理完了となりました。
それにしてもこんな個性的なケース、初めて見ました。大変面白い物でした。ありがとうございました。

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パソコン大好きパソコンホームドクターです。
先日、杉並区のお客様のお宅へご訪問させて頂いた時のことです。
外付けHDDが認識しなくなってしまったので見てほしいとのご依頼です。
ご訪問をして外付けHDDを見させていただきましたが反応がありません。
パソコンにつないでも電源が入らずまったく無反応です。静かなものです。
バッファロー社製の外付けHDDですがもう結構古いものです。
もしかしたらHDDケースの基盤が壊れているのかな?と思い外付けHDDのケースを開けました。
もちろん中には普通のHDDが出てきました。
3.5インチのWestern Digital社製のHDDです。

むき出しのHDDをパソコンにつなぐため、その準備をしているとその一連の作業をご覧になっていたお客様が
『あれ?このHDDはバッファローのものじゃないの?』
「HDDはバッファローじゃないですよ、バッファローはHDDを作っていないですから」
『え?そうなの?じゃあ、これは?』
といって見せてきた物はIODATAの外付けHDDです。
「IODATAも自社ではHDDを作っていないので中身は別の会社の物ですよ」
『えーこれもそうなの?じゃあ、エレコムの外付けHDDは?』
「エレコムも自社では作っていません。」
「今、HDDを製造しているメーカーは世界にSeagate、Western Digital、東芝の3社しかないんですよ。」

少し前は日立傘下のHGST、サムスンがありましたがHGSTはWestern Digitalの傘下に入り、サムスンはSeagateに買収されました。
あくまで個人的な感覚ですがサムスンは故障が多く質が低いように感じていましたのでどうでもいいのですが、HGSTの親会社が日立からWestern Digitalに変わってしまったことがちょっと残念です。
Western DigitalとHGSTが故障も少なく質の良いHDDを作っていたのです。
まぁHGSTがWestern Digitalの傘下にはいったので変わらずWestern DigitalかHGSTを買っておけば間違いないでしょう。
東芝は悪い話は聞きませんが、良い話も聞きません。
ただ、東芝の粉飾決済等の問題があるのでどうなるのか分からないところです。
個人的には東芝のHDDはあえて選びません。

『じゃあ外側だけ表記のメーカーが作っていて中身は別メーカーの物が多いんだ』
「そうですね、東芝以外は自社で外付けHDDの外側も作っているメーカーはないですね」
『中のHDDがどこのメーカーのものか見分ける方法ってないの?』
「昔はバッファロー社製の外付けHDDは外箱にシールが貼られていましてそのシールの色でどこのメーカーのHDDが分かったんですが、今はそういうのは無いですね~」
そんなお話をしているとむき出しのHDDをパソコンにつなぐ準備が出来ました。
電源を入れると動き出し、中身を見ることができました。
どうやら外側のケースの基盤が壊れていたようです。
無事に他の外付けHDDにデータを移すことができました。

昔はたくさんのメーカーがあったんですが、減りましたね。
富士通やMaxtor、IBMなどお世話になりました。20年位前は20社くらいはあったと思いますが今は3社だけです。
現在SSDのメーカーがたくさんありますがHDDと同じようにいずれは数社に絞られていくのでしょうね。

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寒いですね。
冬らしくなってきました。
先日、肌着をユニ〇ロのヒートテックに変えました。やはり暖かいですね。
ヒートテック愛用者の社員が働いているパソコンホームドクターです。

先日、とあるお客様のお宅へご訪問させて頂きました。
案件はアダルトサイトの広告が張り付いて取れない、といった物です。
アダルトサイトを閲覧していると、入会しました、費用を〇〇〇円払ってください。といきなり表示され、ネットを切ってもパソコンを再起動しても画面上に出てくるといったもの。
ウイルスの一種なのですが、悪質なタイプのものです。
この仕事をさせてもらっていると定期的によくあるご相談です。

ただ、今回、あまり無い方からのご相談でした。
ご依頼者は女性です。しかも中学生の方でした。
女性も人間ですからそういったサイトにアクセスすることはあるでしょう。
なので女性からのご相談は稀にあるのですが、中学生からのこういったご依頼は初めてです。
困ったのは、お父さんお母さんには言わないでほしい、内緒で直せますかといったご相談でした。
『内緒で直すことはできますが、失礼ですが費用はどなたがお支払い頂けるのでしょうか?』
「・・・両親が払います」
『それですと、ご両親に何かしらの形でお伝えしないとお支払いくださらないと思うのですが・・・大丈夫なんでしょうか?』
「・・・・・・・・・・・・・・」
『詳細はぼかします、あくまでウイルスが侵入したため、その修理ということにしましょうか?』
「それでお願いします。」
『ご両親にその旨をお伝えください。よろしければご訪問いたします』
ご両親に確認が取れたようで、ご訪問いたしました。

ご訪問時、パソコンを見させていただくとアダルトサイトの広告がデーンと表示されています。
これは、親には見せられない気持ちはわかるなぁと思いながら作業開始です。
ウイルス駆除自体はそれほど大変なものではありません。
レジストリを弄りますが、レジストリを触ったことがある人ならば比較的簡単な作業です。
その後、なんとかご両親に、詳細はぼかしてお伝えしました。
ご両親から
「なんでウイルスなんかに感染したんでしょうか?」
「今後気を付けることは何ですか?」
など色々聞かれ答えに窮する事もありましたが、お約束通りコアな部分はかくして何とか対応させて頂きました。
はっきりとしたことは言えなかったので申し訳なかったのですが、ご依頼主である中学生の子は大変喜んでもらえたようで良かったです。
最初は困惑と恥ずかしさからか真っ赤になっていたお顔がにっこり笑顔になって玄関の外までお見送りをしてくれました。

しかし、男の子ならばともかく女の子ですからね、ちょっと心配だなぁと思いながら失礼させて頂きました。

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