パソコンホームドクター アリンのブログ

東京都小平市を中心にパソコンの修理、設定、データ復旧を行っているパソコンホームドクターアリンと申します。パソコンの修理やHDDのデータ復旧、取り出しなど気が付いたことを書いていきたいと思います。
主にパソコン修理やネットワーク設定、プリンターなどの周辺機器設定をさせて頂いております。低価格で壊れたパソコンや外付けHDDからデータを復旧させる格安データ復旧サービスも行っております。
小平本店、国立支店、世田谷支店、練馬支店の4店がございます。

2017年05月

パソコンホームドクターです。
5月も終わりに近づいてきました。
6月に入ると嫌な梅雨がやってきます。
梅雨の前半はまだ涼しい日が多いので良いのですが、7月頃になると蒸し暑い雨の日が多くなり何もしていなくてもストレスが溜まるような日々が続きます。
雨の日にPCの預かり修理や納品があると大変です。PCを濡れないようにしないといけないですし、自分も傘をささないとずぶ濡れになってしまう。お客さんのお宅に行ったときにずぶ濡れのままお邪魔するわけにはいきませんし、お客さんも、変な人が来たなぁと思ってしまうでしょう。

先日、雨の日にお客様のお宅にご訪問した時の事です。
お客様のお名前を仮に鈴木さんとしましょう。
電話で訪問の予定を決める際、お客様のご住所とお名前、お電話番号を頂戴しています。
その時頂いたご住所にそってカーナビを見ながらご訪問しています。

目的の鈴木様宅まで着きました。
インターホンを押しご挨拶。
「パソコンホームドクターと申します」
『え?どちらですか?』
「パソコンの修理をさせてい頂くパソコンホームドクターと申します」
『うちでは修理とか頼んでいませんけど?』
あれ?お宅を間違えたかな?でも表札は鈴木さんになってるし・・・
「こちら鈴木さんのお宅ではないでしょうか?」
『うちは鈴木ですけど同じ番地に鈴木がたくさんあるんですよ。どこの鈴木ですかね?』
この辺りは鈴木さんだらけなのか?
「お電話番号を頂いていますのでかけてみます。失礼しました」
そういってこの鈴木様宅は失礼をしました。

電話で教えてもらえば分かるだろう。その時はそう思っていました。
・・・・・電話をかけても全然出られません。
携帯電話番号だったので気が付かないのかもしれません。

どうしようか?と思いましたが、ゆっくりしていてもご訪問のお約束のお時間が過ぎてしまうので
とりあえずご近所の鈴木さんを探索するしかありません。
お隣も鈴木さん。
その奥も鈴木さん。
その向かいも鈴木さん。
鈴木さんだらけじゃないか!
ここまで鈴木さんだらけとなると親戚同士で住んでいるのでしょうか?
鈴木さんは5軒ありました。
1軒は先ほど確認し、ハズレだったので残りは1/4。
片っ端からインターホンを押しすかありません。
2軒目も違かったのですが、私が控えていた電話番号を見て
『この番号はあそこの鈴木さんだよ』
とご親切に教えてくれました。助かりました。
ここまで結構時間がかかってしまい、雨も強かったのでスーツは結構濡れてしまいました。
それでも目的の鈴木様宅に到着でき、お仕事をさせてもらいました。
お客様の鈴木さんから
『ここま親戚どうしで土地を分けて家を建てたから同じ番地に鈴木がたくさんあるんだ』
と言われました。

今後、お電話でお名前を伺うときは名字だけでなく下のお名前も聞いておかないとまた同じようなことがあるかもなぁと反省しました。
同じ番地に鈴木さんが5軒。郵便物の間違いとか多いでしょうねぇ。
そんな事を思いながら作業させて頂いておりました。

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晴れの日は痛いくらいの強い日差しにより少し歩いているだけで暑く感じる季節になりました。
暑がりの私にとっては曇っていればちょうどいい陽気です。
痩せていますが暑がりなパソコンホームドクターです。

ただ今、久しぶりにお客様のPCを組み立てております。
神奈川県大和市のお客様ですので、弊社からは少し遠く出張エリアからは外れているのですが
贔屓にして下さっているお客様からの紹介でご訪問しております。

写真がご趣味の方で、相応のPCを組み立ててほしいとのご依頼です。
今まで使っていたPCもDELLのデスクトップPCで当時としてはソコソコ高性能だったものです。ただ、写真の加工、編集を行うものというよりはグラフィックスボードが良い物でゲームをやる人向けのPCでした。

結構傷んでいるPCでしたので、処分するにはいいタイミングだと思います。
持ち帰らせて頂き、officeデータを得るために起動したのですが、3回もPOST画面で止まってしまい「ついに壊れちゃったのか?せめてデータを取るまでは動いてよ!」と思いながら再度起動させるとゆっくりですが何とか起動。焦りました。
やっぱりかなり傷みがきているようです。

写真編集に限りませんが、動画なりゲームなりをPCでやる方は一般の方よりPCを長く使い、かつ重い処理を行いますので低性能のPCでは早々に壊れてしまいます。壊れなくても処理が追い付かず用を成しません。
高性能のメーカーPCもありますが、高性能のメーカーPCは余計なソフトが多々入っており、たくさんの常駐ソフトがあるためせっかくの性能を余計なソフトでスポイルしてしまい、もったいないのです。
DELLやHPといったメーカーならば余計なソフトも無い高性能PCをカズタマイズして作成できますが、部品の質にやや心配。あくまでも私の体感ですがはずれのPCも多いように思えます。
それならば秋葉原等に拠点を構えるBTOPCショップへ行って作ってもらうのが良いかと思いますが、一番良いのは自分で作成すること。

今回作成させて頂いたPCも一般のメーカー製PCでは同程度の性能を持ったPCはありません。
カスタマイズすれば同程度の性能、質のものは作れますが、5万円くらいは値段が違ってくるのではないでしょうか?
部品の質が分かるのであればなおさら自作した方が良いと思います。

正直申しますと、PCを作成しても作成にかかる時間を考えるとまったく儲かりません。
部品を組み込んで、配線を行い、動作チェック、24時間~36時間の耐久テスト等を行っていますのでかなり手間がかかります。
全てのお客様がPC作成依頼でしたら弊社はとっくに潰れています。
ただ、PC作成は面白いのです。作っていてワクワクするのです。
新しい部品などを組み込むときは特に面白くてたまりません。
たぶん、1000人の人に聞いてもこの感覚を分かってくれる人はほとんどいないと思います。

そんな訳で、儲からないので私の方から積極的にPC作成の営業をすることはありませんが
ご注文が入ったときはそんな事は忘れて楽しもうと思っています。

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今年のGWは天気に恵まれ大変快適な連休となりました。
1週間くらいの間には天気が崩れることが1、2日はあるのですが今年は本当によく晴れましたね。

本日、府中市のお客様のお宅へご訪問させて頂きました。
PCが起動しない不具合です。
調べてみますと、HDDの動作が遅く起動するまで時間がかかっている状態でした。動作が遅いのでなかなか起動しない。あまりに遅いので止まっているように見えていたのです。
正直、私もこれ、止まっているんじゃないの?と思う程遅かったです。
それでも何とかセーフモードならば起動したのでデータを取り出して終了となりました。
作業中にお客様が一言
『買って3年くらいなんだけどパソコンって3年くらいで壊れちゃうものなの?』
「そうですねぇ、ノートパソコンですとだいたい5年ほどで不具合や故障が多くなってきますね。」
『じゃあこのパソコンはハズレだったのかな?』
私がPCを少し調べ
「このパソコンの使用時間は9000時間を超えています。かなり使っていらっしゃったんじゃないですか?」
『よく使っていたかもなぁ、1週間くらい点けっぱなしの事もあったね』
『使い過ぎでダメになっちゃったの?』
「やっぱり使えば使う程、パソコンは傷んできますので、故障率は上がってきますね。」
『9000時間って多い方なの?』
「私はたくさんのお客様のお宅にご訪問させて頂いてパソコンを見させてもらっていますが、ノートパソコンで10000時間を超えてしっかり動いているものはあまり見ないですね。」
「その前に壊れる事が多いですよ。」
『じゃあ使い過ぎの寿命かな、確かによく使っていたからなぁ、仕方ないか~』

デスクトップパソコンならば別ですが、ノートパソコンで使用時間が10000時間を超え、ちゃんと動いているものはあまり見かけません。
そのまえに動作が遅くなる、熱くなるといった不具合、起動しないといった故障が起こることが多いのです。
その多くがHDDの故障、不具合です。CPUやメモリはまだ元気でもHDDが壊れ、PCが起動しなくことが多々あります。

HDDのMTBF(平均故障間隔)はHDDの種類により様々ですが、ちょっと昔のHDDで10万時間。新しい物で20万~40万時間程度。高品質のHDDですと100万~200万時間とメーカーが公表しています。
10万時間というのは約11年4か月程度。じゃあHDDが壊れるまで11年も検査してるの?と思いますが実際はそうではありません。1つのHDDを検査するのに11年も時間を費やしている訳にはいきません。100万時間ならば約114年です。HDDが壊れる前に人間が壊れてしまいます。やっていられません。

実際には同じHDDを1万個用意するなどして100時間(約4日)だけ監視することで延べ100万時間稼働したと仮定します。この100時間のあいだに1万個のうち10個が故障したならば、100万時間稼働したうち、10回故障したと仮定し、MTBFは10万時間としています。
つまり、MTBFの計算式はMTBF = システムの稼働時間 / 故障回数で求めることができます。

ただし、これはあくまでも理論値です。湿度、温度もHDDにとって最適な環境下で何のストレスもなくただ動かした場合、このくらい故障しますよ、といった目安にすぎません。
実際は熱や振動、ホコリ、様々なデータの書き込み読み込みによるランダム稼働、といったHDDにとって過酷な環境で使用されるわけです。
そのような条件を加味すると10万時間などとんでもない、1万時間ですら精一杯といった状態です。
それでも、MTBFが100万時間といった耐久性が高いモデルのHDDはやはり長く使えます。

今回はHDDの使用時間の長さと故障率の関係について記事に致しましたが、HDDの使用時間を短くするためにこまめに電源を切る、点けるといった作業は控えてください。
HDDに一番負荷をかけるのはPCが起動しているときです。シャットダウンなどをこまめに繰り返した起動回数が多いPCは使用時間が少なくても故障することが多く、さらにPCの寿命を縮めます。
数時間の離席ならばシャットダウンではなくスリープを使うようにしてください。

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