パソコンホームドクター アリンのブログ

東京都小平市を中心にパソコンの修理、設定、データ復旧を行っているパソコンホームドクターアリンと申します。パソコンの修理やHDDのデータ復旧、取り出しなど気が付いたことを書いていきたいと思います。
主にパソコン修理やネットワーク設定、プリンターなどの周辺機器設定をさせて頂いております。低価格で壊れたパソコンや外付けHDDからデータを復旧させる格安データ復旧サービスも行っております。
小平本店、国立支店、世田谷支店、練馬支店の4店がございます。

2016年11月

パソコンホームドクターです。

先日、武蔵野市のお宅へご訪問させて頂きました。
お客様が言うには
デスクトップパソコンの掃除をしたら起動しなくなった
というもの。
掃除中に配線が抜けたのでしょうか。
それだけならば良いのですが、ちょっと嫌な感じがします。

パソコンを見させて頂くと電源は入りますが、すぐに落ちてしまう。
それでは中身を見てみます。
セパレートタイプのデスクトップパソコンですので側面カバーを外せばすぐに中身を見ることができます。
確かに中身はホコリなどは少なくきれいになっています。
・・・・・あちこちチェックしましたが配線が外れているようなことはありません。
「掃除は何でしたんですか?エアダスターみたいなものですか?」
『いえこれで掃除しました』
出てきたのは固めの小さいハタキ。それもビニール製のものです。
それをみてマザーボードの電圧を測定します。
・・・・・ところどころ電圧がおかしくなっており正常に流れていません。
「静電気で壊れてしまったようですね」
『静電気?今のパソコンは対策されているんじゃないの』
「昔より耐性はありますが、静電気で絶対壊れないということはありません」
『いままでこれで掃除していて何ともなかったんだけどね』
「現状でマザーボードの電圧がおかしくなっていますので静電気か電源ユニットの故障である可能性が高いです」
そんな訳であおずかりしました。
CMOSクリアを行えば運が良ければ直るのですが直りません。
やはり交換しないとだけですね。
ちなみに電源ユニットは正常です。

パソコン内部の掃除を行う場合、お客様のおっしゃっる通り静電気で簡単に壊れることは少なくなりました。だからといって静電気が起きやすい素材で内部を掃除するのはおすすめできません。
今回のように静電気で壊れたり配線が外れたりする可能性があります。
掃除するならばエアダスター等を使いホコリを払うのが望ましいのです。

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パソコンホームドクターです。
11月というのに雪が降り11月の降雪は54年ぶり、東京都心での積雪は史上初の事らしいです。
弊社がある小平市でも朝から雪が降り真冬でも滅多にない寒さですね。
積雪は5㎝程度でしょうか。路面もうっすら白くなり小さな轍が出来始めています。
9月中ごろまで30℃を超えていた夏のような気候がわずか2か月程度で真冬の気温です。
年々春と秋が少なくなってきているような気がしますね。

本来なら時期的にまだ書くべきでない記事ですが今日は特に寒いので寒すぎると起こりやすくなるパソコンの不具合について記事にしたいと思います。
パソコンは暑さに弱いものと思っていらっしゃる方が多いと思います。もちろんそれは合っているのですが同時にパソコンは寒さにも弱い機械なのです。

寒さに弱い部品①ハードディスクドライブ(HDD)
HDDは熱に弱い部品ですが寒さにも弱く大変難儀な部品です。
HDDの快適な温度は30℃~40℃程度です。室温にして15℃~20℃程度の場合が多いのですが、パソコンの形状やエアフローによりかなり左右されるので室温が何℃くらいがいいとは一概に言えません。
仮に室温5℃でパソコンを起動した場合、室温20℃の状態と比べると故障率が5倍程度になるそうです。
5℃だからいきなり壊れることは無いのですが、何度も繰り返すうちにモーターに負荷がかかってしまい壊れてしまいます。

寒さに弱い部品②電源ユニット、マザーボード
電源ユニットやマザーボードには電解コンデンサが多数ついています。
電解コンデンサは電気を蓄えたり放出したりする部品で、状況に応じてそれを行い回路内に流れる電気が安定するようにしてくれています。
特性上、低温状態では電解コンデンサに蓄えるとこのできる電気容量が減ります。
容量が減ってしまうとどうしてもパソコン全体の動作が不安定になり、さらに電解コンデンサに負荷がかかります。それを繰りかえすとある日、電解コンデンサが破損し、膨張、液漏れ等を起こします。

上記は寒い日、寒い部屋で急にパソコンを起動させると起こりえる故障です。
ですが、普通のご家庭ならば5℃の部屋でいつまでもパソコンで作業しているというのはあまりないでしょう。
寒ければ暖房器具などを使い室温を15℃~20℃程度にするのが普通です。
20℃程度ならばパソコンにとっても快適な環境ですので良いのですが、朝起きた時、パソコンが寝室以外の部屋にある方はどうしてもパソコン部屋の気温が下がっています。
部屋に暖房は入れるでしょうが、パソコン内部は急に温まりません。寒い状態で起動させる事になりますのでどうしても負荷がかかってしまうのです。
本来ならばパソコンを起動させる1時間~30分くらい前には暖房のスイッチを入れ、部屋とパソコンを十分温めてからパソコンを起動させるのが望ましいのですが、それですとパソコンにはやさしくても光熱費的にはやさしくありません。あくまでも理想です。
今日のように本当に寒い日だけは暖房を先に入れるのも有りかと思います。

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先日、久しぶりにWindowsMeのパソコンを拝見させて頂きました。
かなり古いパソコンだよ、とお電話でおっしゃっていた通り古いパソコンでした。
おそらく2001年製かと思います。
電源ボタンを押すと懐かしい起動音。
待っていてもそれ以降はまったく動きません。
『ここから進まないんだよね』
「パソコンは毎日電源を入れていますか?」
『いや~最近は1か月に1回くらいかな』
滅多に起動されないようですがお客様はこのパソコンが気に入っているようです。
『このパソコンに慣れちゃって何とか直せないかな?』
そう言われたら何とかしたくなりますね。
ただ、ここまで古いと部品が無い可能性が高くなります。
また、あっても僅かですのでお値段も高くなります。
そのご了承を頂いて故障個所を見極めるためにお預かりしました。

幸いなことに故障個所はHDDのみのようです。
マザーボードとかですと大変困ったところですがこれならまだ部品があります。
もちろんSATAではなくIDEとなりますが大丈夫です。
弊社にも在庫は無いので早速取り寄せます。

数日でHDDが届きました。
IDEなので懐かしいジャンパピンがありますね。
IDEタイプのHDDは現行のSATAより割高ですし、今はほぼ使われていませんので見たことのない方も多いと思います。
早速取り付けます。
ケースの開閉も今のモデルと違いちょっと戸惑いますね~。
早速リカバリー、それも今はあまりないCDでのリカバリー作業となります。
時間はかかりますが、昔はこれが当たり前だったんですね。
リカバリーが終わったら予め取り出しておいた大事なデータを移動します。
これでほぼ元通りですね。あとはお客様宅でインターネットやメールの設定となります。

WindowsMeのパソコンは久しぶりすぎて操作方法を忘れいていた箇所がありました。
え~と、どこかにあったはずだけどな・・・と探しながらの作業となり懐かしかったです。
今回は幸いにしてHDDの故障でしたら速やかに修理できましたが、故障部品によっては修理がかなり難しくまた、高額になりますのでこだわりがなければ新しいパソコンを買われた方が良いかと思います。

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今日は寒いですね。
立冬を迎えていよいよ冬らしくなってきた感じがします。

最近、PCや外付けHDDの故障によるデータ復旧のご連絡をよくいただきます。
データの復旧について簡単にご説明いたします。
当たり前ですが、お客さんが一番気になっているのは
①データがちゃんと復旧できるか
②費用はいくらくらいなのか
の2点だと思います。

①データがちゃんと復旧できるか
についてですが、重度の物理故障でない限りデータは100%復旧可能です。
故障前と同じように見ること、編集や書き込むことができます。
ここで重度の物理故障でなければ、と前置きを設けたのは重度の物理故障の場合、復旧ができないことがあるからです。
物理故障の場合、データを保存しておくディスク(プラッタ)上に大きな傷や歪みが生じる事があり、その個所のデータを読むことができなくなります。
専門の業者さんに預ければ復旧は可能と思いますが、一般レベルでは考えてしまう修理額を請求されてしまいます。おそらく百万円単位になるかと思います。
それがボッタクリというわけでなく、それだけデータを復旧するのに必要な設備や道具、時間がかかるのでどうしてもそれだけになってしまうのだと思います。
それだけお金と時間をかければ限りなく100%に近くはなりますが、そこまで掛けて復旧を望まれる方は企業とかでない限りあまりいらっしゃいません。

②費用はいくらくらいなのか
これも大変難しいところです。
ちょっとした障害でデータまでアクセスできない程度の故障でしたら弊社では7,000円で復旧も可能です。
その故障の度合いが高くなってくるとどうしても修復に時間がかかるためお値段があがってしまうのです。
場合によっては300,000円程度の費用をご請求申し上げたこともありました。
困るのはお客さんから見て、復旧費用がいくらくらいなのかまったく見当が付かないことです。
HDDが壊れたけど、どの程度の故障なのか普通の方ではわかりません。
少し詳しい程度の方でも難しいでしょう。
ですので、費用を申し上げるとびっくりしてしまうお客さんが多々いることも事実です。
数十万円の費用になれば驚かれるのもわかりますが、2万円ほどで驚く方もいるので大変お電話がし難いのです。
もちろん、弊社ではお見積もりを取らせていただいてお客さんからご了承を得たうえで作業開始となります。

恐縮ですが、お値段が高くなるのはそれだけHDDが壊れており、設備や機材、技術にお金がかかる、時間もかかると思ってください。
この仕事に携わって長いのですが、いまだにこういったお電話は慣れません。
思っていたより高くてもご了承とご理解をお願いいたします。

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