パソコンホームドクター アリンのブログ

東京都小平市を中心にパソコンの修理、設定、データ復旧を行っているパソコンホームドクターアリンと申します。パソコンの修理やHDDのデータ復旧、取り出しなど気が付いたことを書いていきたいと思います。
主にパソコン修理やネットワーク設定、プリンターなどの周辺機器設定をさせて頂いております。低価格で壊れたパソコンや外付けHDDからデータを復旧させる格安データ復旧サービスも行っております。
小平本店、国立支店、世田谷支店、練馬支店の4店がございます。

2016年10月

最近、忙しくてブログの更新がおろそかになりつつあります。
しっかり書き続けないといけないのは分かっていますのでできるだけ頑張ります。

先日、久しぶりに秋葉原へ行ってきました。
お客様のパソコンが壊れ、ATXマザーボードを購入しに行きました。
古いパソコンですのでもうすでに新品のマザーボードは売っていないのです。
中古となりますが、それでもご了承いただけたので交換する運びとなりました。
ただ、中古のマザーボートですので、品質のばらつきがあります。
中古ですと自分の目で見るのが一番ですので久しぶりに秋葉原へ。

知ってる中古パーツを数店舗回りした。
良い物を安くというのが基本ですがなかなかそうはいきません。
不要な部品などは無くてもいいので、マザーボードの質は良くて安い物を探します。
店員さんに声をかけレジ横でマザーボードとにらめっこ
「ん~?これはグリス汚れですよね?」
『エアダスターで取れないんですよ、BIOSまでは起動を確認していますが・・・』
「起動時間はどのくらいですか?このまま負荷をかけると電圧がおかしくなるとかないですかね?」
『その可能性はありますね~焼けちゃう可能性があるので』
・・・・・これはダメだなー
そんな事をしながら5店舗くらい回ったところでしょうか。
必要な部品は最低限で、これ以上はいらない質の良いマザーボードが見つかりました。
これは安いのでは!?
そう思って早速マザーボードを見せてもらい購入しました。
中古パーツの場合、1週間程度しか保証がないので帰ってから早速PCに組み込みました。
無事電源が入り問題ないようです。

その後行った24時間耐久テストも問題ないく動き、ちょっと怖かったメモリーとの相性も無いようです。
元々付いていたのがサムスンのメモリーですので大丈夫かな、と思ったのですが何事もなくパスしました。

そういえば秋葉原を歩いていましたらGoogleストリートビューの撮影の人と出会いました。
名称未設定 1
いつか僕もgoogleストリートビューに写るのかのしれません。
ちょっと面白かったです。

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こんにちはパソコンホームドクターです。

今日は少しマニアックな話になります。
八王子市の常連のお客様からお電話がありました。
『リカバリーしたんだけどメモリが3GBまでしか認識しないんですが何故でしょうか?』
「元々は何GBあったんですか?」
『8GBでした。』
「それならば32ビットのOSをインストールしたのではないでしょうか?」
『そういった選択はなかったのですが、でも32ビットになっています。』
「それならば32ビットOSのDVDでインストールしたのでは?64ビットのDVDはお持ちではないのですか?』
『リカバリーディスクは今使った1枚しかありません』
電話ではなかなか原因が分かりませんので、久しぶりに八王子までご訪問。

PCを見させた頂くと確かに32ビットのOSがインストールされています。
よくみるとこれはマウスコンピューターのPCです。
ということは・・・
まずは1枚しかないというリカバリーディスクを入れます。
BIOSよりブート順を変更し、ディスク起動。
リカバリーディスクより読み込むと当たり前ですがOSインストール時の画面が出てきます。

お客様の許可をもらいOSのインストールを始める準備をします。
その途中で、出てきました、OS選択の画面。
それがこの画面です。今回、写真を撮らせて頂きました。
名称未設定 1
Windows7のOSが2つありますね。
どちらも同じ Home Premiumですが、アーキテクチャの箇所が違います。
片方はx86
もう片方はx64
となっています。
ちなみにx86は32ビット
x64が64ビットのOSになります。
初期値ではx86が選択されており、そのまま進むと32ビットのOSがインストールされてしまいます。
お客様にその違いを説明し、再度x64でインストールを開始しました。
ちなみにアーキテクチャとは基本設計の事です。

30分ほどたってOSが立ち上がります。
お客様に64ビットであることを確認してもらい、無事メモリも8GBすべてが使えるようになりました。
32ビットOSですとメモリは最大で4GBまでしか認識しないのです。

では、x64が64ビットなのは分かりますが、x86が32ビットなのはなぜでしょうか。
いまから40年ほど前のCPUで86シリーズと呼ばれるCPUが多数製造されていたためそのCPUをx86CPUとコードネームを付けました。
x86アーキテクチャーを採用してるCPUであれば過去のプログラムも現在のCPUで動くため32ビットのOS
もx86アーキテクチャであるとしています。
一方x64はそのまま64ビットなのですが、本来ならばx86-x64と表記するのが正しいのです。
64ビットでもx86アーキテクチャの延長上のOSですし、ベースとなっているのはx86アーキテクチャなのです。
説明しても分かりにくいですね。
要するに

x86 = 32ビット
X64 = 64ビット

これだけ覚えていれば十分です。

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急に秋めいてきて痩せているくせに暑がりな私にとって快適な時期になってきました。

先日、西東京市と小平市のお客様からPCが起動しないといったお問い合わせがありご訪問させて頂きました。
症状は違いましたが、両方ともマザーボードが故障していました。

西東京市のお客様はフロンティア、小平市のお客様はエイサーのPCでした。
両方とも自作機に近いATX規格のPCでしたが、メーカー製のPCのためマザーボードの修理というのはどうしても高くなる場合が多いのです。

コンデンサー類が多少壊れた程度ならばコンデンサーの交換をすればよいのですが
チップセット類が壊れた場合、基本的に交換ができません。その場合、マザーボードそのものを交換するしかありません。
これはその他すべてのメーカー製PCにいえることですが、メーカー製のPCの場合、マザーボードというのは非常に値段が高くなってしまいます。

PCというものはマザーボード以外にもCPUやメモリ、HDD、電源ユニット、DVD等のドライブ等の部品で部品で構成されています。
それらの部品はメーカー製のPCでもある程度の規格が合っていれば他社製の部品が使えます。
一方、マザーボードは基本的に同じ型番の同型マザーボードしか付け替えることができません。
他社の物は付け替えることができない、または付け替えることができてもHDDからOSが起動しません。

つまり、マザーボードを交換する場合、基本的にそのメーカーから同型のものを仕入れるしかなくなるため
メーカーが値引きなしの定価で販売しています。
その定価もかなり高いのです。

PCの自作をする人はご存じだと思いますが、マザーボードというものはそれほど高い部品ではありません。
安い物ですと5,000円程度からあります。高い物ですと30,000円以上するものもあります。
値段がこれほど違うには性能と品質の違いがあります。特に品質の違いは目に見えて分かります。

ではメーカー製のPCはどの程度なのか、と言いますと
自作PCのマザーボードと比較しますと低価格帯のものと同程度といった品質だと思います。
沢山のメーカー製のPCを見てきましたが、やはりコストダウンはしっかりと見えないところで行われているなといった感じです。
自作PCでいうといわゆる低価格帯のマザーボードをメーカーはその5倍、10倍といった価格を定価として販売しています。
それを知ってしまうとやはり高いな、と言わざるを得ません。

そんな訳で基本的にメーカー製のPCはマザーボードが高いのです。
修理価格としては壊れると一番高い部品です。2番目は液晶です。液晶はピンからキリまでありますが。

弊社はマザーボードの交換が必要になったお客様にはPCの買い替えをお勧めしています。
マザーボードを直すには高額になりますし、マザーボード以外の部品は変わらず古いままです。
それならばもう少しお金を出して新品のPCを買った方が良いかと思います。
ちなみにマザーボードだけの故障でしたらHDD内のデータを取り出すことは簡単にできますのでその際はご相談ください。

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こんにちは。パソコンホームドクターです。
先日、調布市のお客様宅にご訪問させて頂きました。
ご依頼内容は
無線LANが時々切れる、再起動したら元に戻るけど、また切れる
といったもの。

ご訪問してPCを拝見させて頂きます。
確かにインターネットにつながっていません。
デバイスマネージャーを見るとワイヤレスランのデバイスが正常に認識されていません。
まずは再度、認識をさせてみます。
正常に認識され、あっけなく終わったのかな?と思って少し様子を見ていました。
数分でまた繋がらなくなりました。
また同じ様にワイヤレスランデバイスが認識されていません。
同様の作業を繰り返しますが、また数分でダメになります。
数分でデバイスが無効になるとは珍しい不具合です。
ウイルス対策ソフト類はもともとインストールされていないため、関係ありません。

「いつごろからこうなりましたか?」
『1週間くらい前からかなぁ』
お客様にお聞きし、ログの調査を行います。
確かに1週間くらい前からエラーが出ています。
その箇所のシステムの挙動をしらべても何も表示されません。
あくまでワイヤレスランのデバイスが単独で故障していることになっています。
それならばワイヤレスランデバイスをネットワーク上からダウンロードして再インストールしてしまえば問題ないはずです。
幸いワイヤレスランデバイスがネット上に公開されていたためにダウンロードしてインストール。

デバイスが正常に認識されたのでしばらく様子を見ます。
15分ほど様子をみましたが、問題なく繋がっているようです。
お客様にも確認してもらい失礼させて頂きました。

なぜそのような状態になったのか原因はいまいち分からないのが悔しいのですが
とりあえず直り、正常に使えているようですので良かったと思います。
PCが古いのでただ単にそれが起因となる不具合だと思うのですが。

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