国分寺市のお客様より
『壊れたわけじゃないんだけど、パソコンがかなり熱いんだけど大丈夫かな?』
とご連絡がありました。
『ちょっと心配だからとりあえず見てくれる?』
はい、ご訪問しましょう。
何度かご訪問させていただいているお客様ですが、久しぶりにご連絡があり、お宅がどこか忘れてしまいました。
こんな時はカーナビですね。やはり人間の頭より文明の利器に頼るのが一番ですね。

お宅に到着後、パソコンを拝見させていただきます。
かなり新しいパソコンです。
「パソコンは買ったばかりですか?」
『去年の秋ごろに買ったんだけど、最初から結構熱くてねぇ』
とりあえず調べましょう。

新しいパソコンなので、CPUの排熱処理が上手にできず熱いというのはハイエンドパソコンでない限りありません。
そうなると次はストレージ関係です。
このパソコンはSSDが搭載されています。
256GBですが、M.2タイプのSSDのようです。
おそらくNvmeでしょう。
そうなるとSSDの発熱が怪しい。
温度をチェックしてみると、64℃もありました。
これは熱い。
春になったばかりだというのに64℃は熱すぎます。それも何も作業をしていないのに。
データの入れ替えを行ったら間違いなく70℃は超えるでしょう。
サーマルスロットリングが起動することになりせっかくのNvmeのSSDの意味がなくなります。それよりも故障が心配です。


「この熱さはSSDの発熱ですね。現状で64℃あります。」
『SSD?64℃ってやっぱり熱いの?まずいよね?』
「今の季節で64℃はまずいですね。対策をすればちゃんと抑えられます。ちょうど合うヒートシンクなどがあればいいんですが」
その後、パソコンを預かりギリギリ収まるヒートシンク(放熱板)を探し宛がうことにしました。

ちなみにこのパソコンは値段が安い割に性能がソコソコのパソコンです。
メーカー名からして値段の割には、といった理由で買われる方が多いパソコンです。
ダメなメーカーではありませんが、やはりこういった点ではサービスが足りない。
江戸っ子は表地よりも見えない裏地にこだわったと言いますが、これも見えない裏側にこだわってほしかったです。粋なパソコンじゃありませんね。

NECのノートパソコンは最初からちゃんとヒートシンクが付いていました。大したものです。
弊社で買って頂いたノートパソコンにM.2スロットがある場合、厚さやスペースに余裕がある場合は毎回、ヒートシンクを取り付ける作業をしています。

DSCN4211
これはNECのパソコンです。
いつも通りM.2スロットを外そうと裏蓋を開けたのですが

DSCN4207
裏側にヒートシンクと熱を伝えるシリコンパッドが付いていました。
ヒートシンクは薄く、大したものではありませんが、やはり有ると無いとではかなり違います。
見たところ銅のようですが、なぜアルミにしなかったのかなぁ?と思います。
コストも高いし、熱伝導性は良いのですが放熱性はアルミの方が上です。
アルミにすれば良いのにと思いますが、何か意味があるのかな?
とにかく、しっかりとヒートシンクが備えてあったのは好感が持てます。

これは去年の夏ごろの写真です。
最近は他メーカーも付いているモデルは見かけますが、私が初めて見たのはNECです。
ただ、まだまだ付いていないモデルの方が多いのが現状です。
全てのメーカーにこのようなヒートシンクが備わっていてくれれば良いのですが、まだ先ですかね。