先日、世田谷区のお客様からお電話がありました。
ご訪問の運びとなりましたが、最後にお客様が一言
『マンションが広くて分かりにくいと思うので、分からなかったら遠慮なく電話してくださいね』
ありがたいお言葉です。
マンション内で迷う事はあまりありませんが、その際はご連絡させていただこう。
そう思いながらご訪問。
無事到着しましたが、確かに広い、というかものすごく大きい。
入り口も大きく、まるで大型の美術館のようです。
もちろんオートロックですので、お客様にお願いし、エントランスドアを開けてもらいます。
『あのー大丈夫でしょうか、お迎えに行きましょうか?』
ありがたいお言葉。
このときこのお言葉をありがたく受け取っておけばよかったんですが
「いや、大丈夫ですよ!ありがとうございます!」
と、カッコつけてしまった私がアホでした。
とにかく広い。
入り口から入ったばかりですが、敷地内に何棟もマンションが建っているのでどこへ行けばいいのかさっぱりです。
F棟はどこだろう?
案内図を探してもありません。
とりあえず近くの建物へ。
ここはB棟のようです。
それなら隣りがC棟かな?
歩いていきますが、それでも3分ほどはかかります。
おお、C棟でした。
それだとその隣がD棟でしょうか?
・・・なぜかG棟
Fは⁉
これは迷子ですね。
いい歳のおじさんでも迷子になるんですね。
自分がカッコつけたのがいけないので自業自得ですね。
ただ、さすがおじさんです。
「すいません、F棟はどこでしょうか?」
道行く人に尋ね、情報収集です。子供の頃に何度もやったRPGゲームの経験値が生きており、早速このピンチを脱しようとしています。
『え~と、F棟はあれだと思いますが・・・最近引っ越してきたばかりで・・・ちょっとよく分からないのですが・・・』
いまいちはっきりしませんが、教えてもらった棟に行きます。
E棟でした。
所詮はゲームで得た経験値です。実践では役に立たないようです。またもやピンチ。
ただここがE棟ならとなりがF棟かな?
・・・歩く事4、5分。
おお!目的地に着きました。F棟です!
ここまで20分くらいかかったでしょうか。暑さとマスクのせいで疲れました。
もはや当たったことで安心してしまい、一仕事終えたような感じがしましたが、本番はこれからです。
お客様が待っています。
私が勝手に迷い、勝手に疲れただけです。
早くいかないと。
到着後お客様から言われた一言。
『ずいぶん時間がかかりましたね、分かりにくかったでしょう?』
そりゃ言われますよね。
20分以上もかかっているので、お客様にはご迷惑をおかけいたしました。
お迎えしましょうかの一言を頂戴しておくべきでした。
お恥ずかしい限りです。
「本当に迷子になりました。遅くなり申し訳ございません。」
ご依頼内容はちゃんと終えました。
ただ、こんなご迷惑をおかけして次回、何かあったときにご用命いただけるのか・・・。
コメント
コメント一覧 (2)
駅の改札出てから道案内に従いつつ地下道を延々15分ほど歩いて、地上に出てから5分という。迷いやすい地上を歩かなくて済むので便利ではあるのですが。
不動産屋さんは地下街はすべて駅という解釈なんでしょうかね?
駅5分(地下15分)とでも書いておいてくれればいいのになぁ