梅雨ですね。
梅雨の初めのころは前線が本州の南岸にあることが多いので気温が低くまだ過ごしやすいですね。後半はそりゃ1年で一番いやな季節ですね。
蒸し暑さが大嫌いなパソコンホームドクターです。好きな人もめったにいないと思いますが、蒸し暑い梅雨大好きという人はいるのでしょうか。

今日は先日ブログに書いた無線LANの電波障害についてを呼んで下さった三鷹市のお客様から質問があったのでそれを簡単に記事にしたいと思います。
無線LANの規格にIEEE802.11b/g/n/aの4種類あり、それらのうちIEEE802.11b/g/nの3種類は2.4GHzの帯域を使っています。2.4GHz帯はいろいろ使われていることもあり電波干渉し繋がりにくい事がある、ということを記事にしました。

『じゃあ5GHzを使えばいいんじゃないの?なんで使わないの?』
とお客様から質問がありました。
その通りですが5GHzでも問題があります。
一番の問題点は2.4GHzより5GHzのほうが減衰しやすくなります。
簡単に言ってしまうと電波が遠くまで飛びません。
部屋の中で使うことが多い無線LANですが、電波が壁や家具などに当たるのは仕方のない事です。
そういった物に当たると5GHzのほうが電波が弱くなり、遠くまで飛びません。
特に鉄筋コンクリート造のマンションなどでは顕著に分かります。
2階建ての家でも部屋数が多いお宅、物が多いお宅では電波が入らないとこが多いのです。
次にノートパソコンなど電波を受信する機器(クライアント側)がa規格を受信できるように対応している必要があります。
a規格に対応していない場合、外付けのa規格を受信できる受信機を別途用意するしか方法がありません。

全機種がa規格対応するのはまだまだ先の事ですね。
全機種がa規格に対応できるようになっても、2.4GHzの帯域よりチャンネルが多く、お互いが干渉しないため繋がりにくいといった不具合はあまりなくなるかと思います。

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