パソコンホームドクターです。
毎回毎回、ブログの出だしが寒いの一言しかなく、いい加減にパターンが尽きてきました。
去年みたいに1月に20度超えとかネタになりそうな気候ならば書けるのですが、今年は4年ぶりの大雪以外、寒い冬。記事にならない安定した気候です。
冬だから寒いのは当たり前ですが、こう安定して寒いとこのブログの書き始めが困るのです。
自分勝手なことばかり言っているとこのブログを見ているわずかなお客様にすら見放されちゃいますね。すいませんでした、もう少し話題が広がるよう、ボキャブラリーを増やしたいと思います。

先日、八王子市のお客様からお電話がありました。
『昨日まで動いていたパソコンが今日、急に起動しなくなったんだけど、見てもらえる?』との事。
見ますよー見させてください。というわけでご訪問。

立派なお宅です。
通された部屋にはデスクトップパソコンが2台。
1台がご自分用、もう1台は奥様用だそうです。
このうちご自分用のパソコンが動かなくなてしまったようです。
まだご購入して1年半程度の比較的新しいパソコンです。
電源を入れます。
・・・確かに反応がありません。
何度か押してもダメ。
パソコンを引き出して側面カバーを外します。
内部を見てもマザーボード上のランプも付きません。配線でも外れたのかな?と思い12V配線のチェック。しっかり接続されています。
こういう時はだいたい電源ユニットの故障であることが多いのですが、こんな新しいのにもう壊れたのかな?
とりあえず、電源の交換をしてみましょう。
持ち合わせた電源ユニットと交換してみます。
内部が狭いので配線作業も一苦労です。無理にすると手を切ることもあるので慎重に。
とりあえずSATA電源は繋げなくてもいいので必要な箇所だけ繋いで電源ON。
・・・・・反応がない⁉
え?この電源ユニットも壊れた?、いやそんなはずはない。なんでだろう。
滅多にないけど電源コードが壊れているのかな?
と思い電源コードを確認します。損傷はないみたいだな・・・と思い見ていると、なんとコンセントへ電気が流れていませんでした。
お客様宅のパソコンの電源コードは4個口の電源延長タップにに差さっていたのですが、この延長タップの脇に電源を入り切りできるスイッチが付いていました。それがなぜか切れており、たまたま他の配線の下にあり確認しずらい状態でした。
スイッチON。
問題なく起動しました。
ただこれだけでした。
『あ、それだけだったの?何だぁ。わざわざ遠いところに来てもらったのに申し訳なかったね』
『年を取るとそんなことも考えられなくなっちゃって・・・すいませんね』
と言いながら平謝り。
そんなに謝られるとかえって申し訳ないです。
電気が流れていなかっただけですので、電源ON後は問題なく起動し、使用も順調です。
それだけだったので故障でもなく良かったと思います。

よく家電品の取扱説明書には電源が入らない場合の対処法として、電源コードは差しましたか?という記述がありますが、今日はまさにそれでした。
簡単すぎて灯台下暗しでした。
なかなか気が付かなかった私もお恥ずかしい限りです。

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