今年のGWは天気に恵まれ大変快適な連休となりました。
1週間くらいの間には天気が崩れることが1、2日はあるのですが今年は本当によく晴れましたね。

本日、府中市のお客様のお宅へご訪問させて頂きました。
PCが起動しない不具合です。
調べてみますと、HDDの動作が遅く起動するまで時間がかかっている状態でした。動作が遅いのでなかなか起動しない。あまりに遅いので止まっているように見えていたのです。
正直、私もこれ、止まっているんじゃないの?と思う程遅かったです。
それでも何とかセーフモードならば起動したのでデータを取り出して終了となりました。
作業中にお客様が一言
『買って3年くらいなんだけどパソコンって3年くらいで壊れちゃうものなの?』
「そうですねぇ、ノートパソコンですとだいたい5年ほどで不具合や故障が多くなってきますね。」
『じゃあこのパソコンはハズレだったのかな?』
私がPCを少し調べ
「このパソコンの使用時間は9000時間を超えています。かなり使っていらっしゃったんじゃないですか?」
『よく使っていたかもなぁ、1週間くらい点けっぱなしの事もあったね』
『使い過ぎでダメになっちゃったの?』
「やっぱり使えば使う程、パソコンは傷んできますので、故障率は上がってきますね。」
『9000時間って多い方なの?』
「私はたくさんのお客様のお宅にご訪問させて頂いてパソコンを見させてもらっていますが、ノートパソコンで10000時間を超えてしっかり動いているものはあまり見ないですね。」
「その前に壊れる事が多いですよ。」
『じゃあ使い過ぎの寿命かな、確かによく使っていたからなぁ、仕方ないか~』

デスクトップパソコンならば別ですが、ノートパソコンで使用時間が10000時間を超え、ちゃんと動いているものはあまり見かけません。
そのまえに動作が遅くなる、熱くなるといった不具合、起動しないといった故障が起こることが多いのです。
その多くがHDDの故障、不具合です。CPUやメモリはまだ元気でもHDDが壊れ、PCが起動しなくことが多々あります。

HDDのMTBF(平均故障間隔)はHDDの種類により様々ですが、ちょっと昔のHDDで10万時間。新しい物で20万~40万時間程度。高品質のHDDですと100万~200万時間とメーカーが公表しています。
10万時間というのは約11年4か月程度。じゃあHDDが壊れるまで11年も検査してるの?と思いますが実際はそうではありません。1つのHDDを検査するのに11年も時間を費やしている訳にはいきません。100万時間ならば約114年です。HDDが壊れる前に人間が壊れてしまいます。やっていられません。

実際には同じHDDを1万個用意するなどして100時間(約4日)だけ監視することで延べ100万時間稼働したと仮定します。この100時間のあいだに1万個のうち10個が故障したならば、100万時間稼働したうち、10回故障したと仮定し、MTBFは10万時間としています。
つまり、MTBFの計算式はMTBF = システムの稼働時間 / 故障回数で求めることができます。

ただし、これはあくまでも理論値です。湿度、温度もHDDにとって最適な環境下で何のストレスもなくただ動かした場合、このくらい故障しますよ、といった目安にすぎません。
実際は熱や振動、ホコリ、様々なデータの書き込み読み込みによるランダム稼働、といったHDDにとって過酷な環境で使用されるわけです。
そのような条件を加味すると10万時間などとんでもない、1万時間ですら精一杯といった状態です。
それでも、MTBFが100万時間といった耐久性が高いモデルのHDDはやはり長く使えます。

今回はHDDの使用時間の長さと故障率の関係について記事に致しましたが、HDDの使用時間を短くするためにこまめに電源を切る、点けるといった作業は控えてください。
HDDに一番負荷をかけるのはPCが起動しているときです。シャットダウンなどをこまめに繰り返した起動回数が多いPCは使用時間が少なくても故障することが多く、さらにPCの寿命を縮めます。
数時間の離席ならばシャットダウンではなくスリープを使うようにしてください。

パソコンホームドクターのアリンのHP
格安データ復旧サービス