寒いですね。
大寒の頃ですから寒いのは当たり前ですが、でもやはり寒いです。

先日、ちょっと変わったご依頼がありました。
杉並区のお客様ですが
「CPUが手に入ったから今のPCのと交換したいんだけど」とのお電話。
使っていらっしゃるPCは富士通のデスクトップのようです。
電話でCPUの型番を聞いた限りではソケット形状は同じです。
ソケット形状とはマザーボード上にあるCPUを保持、接続する部品の形といったところです。

自作機などでなく富士通というのがひっかかります。
交換出来ない旨もお客様にお伝えし、ご訪問。

PCを開いてCPUファン、クーラーを外してみるとCPUが出てきました。
ソケットはLGA775。型番はE4500
取り付けようとしているCPUはE8600
あ~無理っぽいなー

確かに、E8600の方が性能は上ですが、つなげるとやはり起動しません。
画面すら出ません。
ソケット形状は同じですが、製造プロセスが違うので起動しないようです。
簡単に言いますとE4500よりE8600の方が新しい製造方法で作っているので、マザーボードが対応しておらず認識してくれないのです。
一応、BIOSを最新verに上げて再度試しましたがやはりダメ。

「じゃあE6850もあるけどこれは?」
お、E4500と同じ製造プロセスのCPUじゃないですか。これならどうかな?
入れ替えてE6850で電源オン。
画面が出ました。
おっいけるかな?
しかし、FMVのロゴは出てきますが、それ以上進まない。BIOSも起動しません。
今度はFSBが違うのでダメなようです。
またもやマザーが対応していません。
FSBとはマザーボードとCPUをつなぐデータ転送時の動作周波数のことです。
「E4500のFSBは800MHz、E6850は1333MHzですので、ダメなようです。」
「えーせっかく2個もCPUを手に入れたのに、これで3GHzになると思ったのに・・・」
残念がるお客様。
マザーボードが対応していないのでどうにもなりません。
マザーボードを変えればどうでもできますが、マザーボードを変えるならばOSなど全て再インストールが必要なため非常に手間がかかります。
それならば、買い替えてしまった方が良いように思えます。
このCPUももう古いものですし・・・。
そろそろお買い換えをご検討して・・・とさりげなくご案内しました。

富士通やNECといった一般向けPCはCPUの変更は大体できません。
CPUを変えるくらいならばやはり自作機でないと難しいですね。
CPUってややこしいですね。
でも、CPUを触っている時はやはりテンションが上がります。