パソコンホームドクター アリンのブログ

東京都小平市を中心にパソコンの修理、設定、データ復旧を行っているパソコンホームドクターアリンと申します。パソコンの修理やHDDのデータ復旧、取り出しなど気が付いたことを書いていきたいと思います。
主にパソコン修理やネットワーク設定、プリンターなどの周辺機器設定をさせて頂いております。低価格で壊れたパソコンや外付けHDDからデータを復旧させる格安データ復旧サービスも行っております。
小平本店、国立支店、世田谷支店、練馬支店の4店がございます。

早々に花粉症の症状が出て困っています。
今年は花粉の飛散量が少ない、とニュースで言っていたので
「今年は大きな症状は出ないかな?」
と思っていたのですが、すでに鼻ズルズル状態。
仕事にならないので、初めて花粉症の症状で病院に行き薬をもらいました。
多少は良くなりましたが、まだ鼻声。くしゃみや咳も出ます。
お客様各位、私がご訪問する際は鼻声や時々咳やくしゃみなどで大変ご迷惑をお掛け致しますが、風邪ではございませんのでご安心ください。
あと最低1か月はこの症状が続くと思と憂鬱なパソコンホームドクターです。

今日は新型コロナウイルスについて少し記事にしたいと思います。
日本でも亡くなった方が出て、感染者が増えています。今後が不安ですが、特に本土、中国ではかなり深刻な影響があるようです。
亡くなった方が2000人近くもなり、重症者もかなりいるとの報道がなされており、深刻な状態であることは間違いありませんが、物流にも影響が出ています。

弊社は中国のある業者さんと一部の部品、材料などを直接仕入れています。
武漢市ではありませんが、近い街に会社があるようで、今回の新型コロナウイルスの件で1月末頃よりずっと休業しています。
正確には1月は春節休暇があるのですが、それからずっと休業です。
業者が言うには2月下旬になれば落ち着くとの見解で、下旬には再開予定だそうです。
どこから来た見解なのか分かりませんが、これ以上感染拡大を防ぐためにも十分配慮してほしいと思います。
また、先日ご訪問した石材店のお客様も同じく
『中国から石がこなくて、2月は開店休業だよ』
とおっしゃっていました。
「国産の石とかならばすぐ販売できるんですか?」
とお聞きすると
『国産でも加工工場が中国にあるから一度中国にもっていってそこで加工してもらうんだよ』
『中国工場が動いてくれないと、国産もインド産もダメなんだよ』
『このままだとお彼岸までに間に合わないかもなぁ』
と困っていらっしゃいました。

世界の工場といわれる中国、他分野でも物品の遅れや届かないといったトラブルはまだ続きそうです。
新型コロナウイルスのせいと言われると仕方のないことですし、お亡くなりになった方やご家族のことを考えると大変お気の毒ですし、物品の遅れなど我慢しろ!と怒られそうですが、早く収束して通常の業務に戻ってほしいものです。

Windows7のサービス終了に伴い、Windows10のパソコンを買い替える方が多く、お陰様で弊社もいろいろうれしい悲鳴を上げていました。
このところやっと落ち着いてきたので、ブログを更新したいと思います。
決してサボっていたわけではありません。たぶん。

長らく最高のOSとして君臨してきたWindows7もついに終了です。
Windows7のパソコンをお使いの方はなるべく早めにWindows10へ交換をお勧めいたしますが、やはり交換となるとお金がかかる。
そのため迷われるお客様が大勢います。
買って間もないパソコンならばWindows10へアップデートしてしまえば大方は良いのですが、問題は古いパソコンをお持ちの方です。
HDDやシステムが傷んでいるパソコンをアップデートすると思わぬトラブルに巻き込まれます。
最悪なのはアップデート途中で更新が止まってしまう。こうなるとWindows7へも戻すこともできずお手上げです。データを取り出して新規インストールするしかありません。
そのほか、アップデートはできても
IEが消える
メーラーが消える
文字表示がおかしくなる
プリンターが使えなくなる
といった不具合がありました。
プリンターが使えなくなるのはほぼ毎回でして、これは再度デバイスを入れれば正常動作できますがまれに動かないものもありました。

それと多いのが特定のアプリが起動しなくなるといったもの。
これのせいでパソコンの買い替えをためらうお客様も多くいらっしゃいます。
Windows7で使えていたソフトがWindows10だと使えない、後継のソフトも出ていない、これは結構致命的です。そのソフトを諦めなくてななりません。同じようなソフトはあることがほとんどですが、同じではないので、そっくりというわけにはいきません。
これが原因でいまだにWindows10への移行をしないお客様もいらっしゃいます。
まだWindows7のパソコンが元気よく快調に動いているのであればともかく、古くなり何度も不具合が出ているのにもかかわらず移行を考えている方もいます。
そのたびに弊社へ修理依頼が来るのですが、そのうち限界がきますし、なによりもお金がもったいないです。修理、修理でいつまでもWindows7が使えることはありません。
いずれはWindows10へ買い替えないとならないのです。修理しているお金があるのであれば、その分良いWindows10のパソコンを買い替える資金にしてください。
同じソフトはありませんが、同じようなソフトはあります。操作方法などが違うので覚えなおさないとなりませんが、いずればWindows10へ切り替えないとならないのです。その時操作方法を覚えないとならないので早めに済ませたほうが良いかと思うのですが・・・
お時間、お金など諸々のご都合があるとは思いますが、お買い換えはお早めにお願いいたします。

パソコンホームドクターです。

先日、知人よりノートPCのCPUが手に入りました。
Core-i7-2670QMというかなり昔のCPUです。
知人が言うには部屋を整理していたら出てきた、ジャンク品で買ったものだと思うけど動作確認ができないからいらない。
と言われ譲ってもらいました。
譲ってもらったはいいが、動くかどうかわからないとどうにもなりません。
というわけで動作確認を致しましょう。

取り付けるパソコンはFMV LIFEBOOK AH33/L FMVA33LB2です。
このPCのCPUはCeleronB830なので、CPUのコード名 Sandy Bridgeです。
これは取り付けようとしているCPU、Core-i7-2670QMと同じですので、合う可能性が高い。
またこのパソコンは珍しく裏蓋を開けるだけでCPUの交換までできてしまうアクセスのよい作りになっています。これはCPU交換にはもってこいのPCです。

ノートPCの場合、基本的にCPUの交換はできないので、あくまで動作するかの確認のみです。
確認作業だけですので詳細は省きます。
ふたを開けてCPU部のネジを外していきます。
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見えるネジをどんどん外していきます。DSCN3012
ノートPCの場合、CPUファンとヒートシンクが一体型になっているものもあります。
これはネジでCPUファンとヒートシンクが取り外せるのですが、外さなくても良いのでこのままどこかにおいて置きます。
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CPUが見ていて来ました。
グリスはもうすでにカピカピになっていますね。
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マイナスドライバーでくるっと回してCPUを台座から外します。
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外した後
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それではB830と2670QMを比べてみましょう。
見てもほとんど変わりません。同じソケットに入るCPUなので当たり前ですが・・・
間違い探しのようです。
ちなみに左がB830 右が2670QMです。
中央のチップコンデンサの配置や数が違います。
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次に2670QMを載せます。
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グリスを塗ります。
特段いいグリスということはありません。
お試し用ですので普通のグリスです。
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CPUクーラーを取り付けて終了です。
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動くかな?
まぁBIOSとか更新しないとダメだろうな~と思いながら電源をポチッ
あっさりと起動しました。
CPUもWindows上で認識されており、動作しています。
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B830用のCPUクーラーですが、そこそこ冷えており通常に使うのならば何とか許せるレベルです。
B830のTDPが35W、2670QMのTDPが45Wとあまり差がないからでしょう。
ただ負荷をかけると90℃を超えますが・・・
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以外にもあっさり動いたのでこれで動作確認ができました。
CPUを取り外して終了です。

尚、メーカー製のパソコンはBIOSなどを更新すれば同開発コードのCPUならば動くことが多いですが、CeleronやPentiumといった低性能のCPUを積んでいるノートパソコンの場合、i7やi5といった高位のCPUに交換しても30分ほどで電源が落ちます。
メーカーさんがそうしているのでしょう。
部品が壊れるのを防ぐためとは思いますが、これがノートCPUを交換できない一番の理由です。
本PCもきっちり30分で電源が落ちました。
TDPとかが合っていればあとは自己責任で交換OKにしてくれればいいんですが。
そうもいかないんでしょうね。残念です。

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