寒い日と暖かい日が交互にやってきて、落ち着かない季節になりました。
早く暖かくならないか、と思うものの、確実に大寒のころよりかは暖かくなってきています。
私は寝る時はあまり暖房は使わず、寒い部屋に布団をたくさんかけて寝るのが好きなのですが、朝になると子供が「暖かーい」といって私の布団に入ってきます。
子供の寝室はしっかり暖房が入り、暖かいのですが何故か私の寒い部屋に来て布団に入ってきます。
休みの日でも8時くらいならばまだ良いのですが、早いと6時30分頃には私の部屋に来ます。
6時半は早いよ!まだ寝たいんだよ!と言いますが、一緒に寝ようといって出て行ってくれません。
シングルベッドに大人一人と子供二人。さすがに狭い。しかも寒い。1分もしないうちに布団の取り合いが始まります。
「寒いよ!」
「布団ちょうだい!」
「背中が出てる!」
うるさくて寝ていられません。
自分の部屋で寝れば暖かいし、布団もあるのに、なぜ来るのか。それも早朝のラジオ体操の時間に。うるさいし寒いしで寝ていられず強制的に起床しなければなりません。でも起きたら起きたで「ねむいー」という。
本当にもう来ないでよ。
パソコンホームドクターです。
前に、最近Windows11はメモリを欲しがるようになり、8GBでも少し心もとない、という内容の記事を載せた記憶があります。
その状況は相変わらずで、ちょっと前までとりあえずメモリが8GBあれば十分であった状況から変わりつつあります。特に搭載CPUがAMD社の場合、この状況がさらに悪化します。
CPUには大きく分けて有名なIntelとAMDという2社のCPUが存在します。
10年くらい前まではAMDのCPUはコアなオタク向けとして一部ファンがいたものの、一般ユーザーにはまったく知られていないメーカーでした。
お客様にお話ししても
『どこのCPU?中国製?』
などと言われる始末でした。中国関係の方が居たらすいません、何回か言われました。
AMDはアメリカの半導体メーカーです。そこはIntelと変わりません。
ただ、当時はAMDのCPUはダメというわけではないのですが、Intelの後追いの様なメーカーで、なかなかIntelを越せずにいました。言い方は悪くなりますが、極端な言い方をすれば安い以外の取り柄がないメーカーでした。
しかし、この数年でAMDはIntelと同等、時にはIntelより優秀なCPUを輩出するようになり、CPU市場は地味ながらも静かに盛り上がりました。
優秀と言っても、用途が少しずつ違うため何をもって優秀と言えばよいのかは難しいのですが、とにかくAMDが頑張っていいCPUを出した、と思って頂ければ結構です。
現在はまだ市場シェアはIntelが7割、AMD3割と、知名度が高いIntelの方が高いのですが、最近はAMDを搭載したパソコンをよく見かけるようになりました。
しかし、このAMDのCPUがメモリを特に使います。
前置きが長くなりましたが、AMDのCPUは搭載メモリからAMD Radeon Graphicsに対しての専用ビデオメモリ使用量が2GBも取られるのです。
搭載メモリが8GBあっても、実際使えるメインメモリは約2GB+αを引かれた5.9GB程であることがほとんどです。
では、8GBのうち、25%にもあたる2GBも取っていくGPUビデオメモリとは何なのか。
ビデオメモリはVRAMとも言い、画面に表示される内容を保持するため使う領域です。画面上の情報や表示を保持するために2GBもの容量を割り当てている訳です。
ただし、グラフィックボードがあるパソコンならばビデオメモリはグラフィックボード内にあるメモリが使われるので搭載メモリが割り当てられることはありません。また、ノートパソコンなどでビデオメモリがメインメモリと共通と書かれている場合、このような状態になります。
ちなみにIntelの場合は128MB(0.128GB)しか割り当てられていないのでIntelのCPUを搭載したパソコンの場合、メインメモリは7.9GB程です。実際は状況に応じて共有メモリを臨機応変に使用する設定になっているので場合によっては1GBほど使用することもありますが、それでも2GBまで使用することはほとんどありません。
なので、搭載メモリが8GBで、特にAMD製のCPUを搭載しているパソコンの場合、実用のメインメモリが減り、動作が遅くなる、不安定になるといったメモリ不足による不具合、トラブルが起こる事があります。
このビデオメモリに割り当てる容量はBIOSなどの設定で変更はできますが、単純に減らしていいものなのかは分かりません。
ちなみに2GBの1/4である512MBまで設定したことはありますが、通常の使用(ネットやメール程度)ならばトラブルは起きませんでした。
そんな訳でできるだけメモリは増やしたいのです。特にAMD製のCPUを搭載しているパソコンは尚更です。私がお客様に販売するパソコンならばできるだけメモリを16GB増やしたいのですが、増やせばそれだけ費用がかかります。それをお客様に説明するのが大変難しい。
今、文章にしてもややこしいのに、口頭で説明となると、さらに訳が分からなくなるでしょう。
今はまだ私も容量8GBのメモリを搭載したパソコンを販売していますが、できれば16GBを・・・といった感じで捕捉程度で説明しています。
ですが、私の説明が下手くそなのか、なかなかメモリ増量を頼まれるお客様が少なく、どのように説得してけば良いのか悩んでいます。
もう少しパソコンの価格が下がってくれれば、メモリ追加費用も入れてそこまで高くはならないのですが、円安が続く今ではパソコンも高くなり、価格の低下は見込めそうにありません。
どのようにすればよいのか・・・もっとWindows11がメモリを欲しがるようになったら16GBでなければ満足に動きません、と言えるのですが、現状では8GBでも満足に動くことが多いので、嘘も付けません。我ながら商売下手ですねぇ。
最後は愚痴っぽくなってしまい申し訳ありません。